心の模様

心の中の一つ一つを整理して、いつか素敵な部屋にしてみたい。

観客

2016-01-31 | 日常
クラブ対抗の駅伝大会では

いつも陸上部が断トツで



その断トツのカッコよさに

陸上部に入れば良かったとか

これから毎日ランニングしようとか

誰もが少しは思うこと



でも陸上部の練習は地味で

勝つ喜びを知らない子が

練習し続けるのは難しい



特に長距離は

負けない諦めないの気持ちを

持続させなければならないから



気持ちの変化の少ない

我慢強い子が多い気がする



昔の子供たちは

"根性"という核に縛られて

頑張ってたけど



今の子供たちに

"根性"なんて流行らない



それでもきっと言葉は違っても

"根性"と似たものが

今の子供たちを

突き動かしている



何でもいい頑張れ頑張れ

私はもう応援するだけだから

大好きな彼女

2016-01-30 | 日常
今まで出会った女性の中で

一番人間的に素晴らしいと

思える友人がいる



彼女は見た目ももちろん綺麗だけど

何より心が澄んだ様に綺麗で

歳を重ねるごとに

内から滲み出てくる美しさがある



彼女の友人でいられるのが嬉しくて

仲良くしてもらえるのが嬉しくて



彼女の言うことなら

何でも聞いてしまいたいと思うほど

大好き



彼女は資産家の奥様だから

優雅にのんびり暮らせば

いいと思うのだけど



いつも活動的で忙しくしてて

誰よりも努力家で勉強家で



睡眠時間は毎日3時間程なのに

こんなの慣れよなんて笑いながら

あっさり言ってしまえるところも

かっこいい



お料理教室の先生もしてるから

今日は彼女の自宅で行われた

ハム作り教室に参加した



どこの高級料亭に迷い込んだかと

見まがうばかりのお屋敷で

お手伝いさんなしでここまで綺麗なのは

すごすぎると感心しきりで



生徒は彼女の友人ばかり私を入れて

4人だったけど

私の知り合いはいなくて



でも彼女の友人なら

誰とでも仲良くなれる自信があった



思った通りすぐ仲良くなって

またこの4人で

味噌作り教室に参加しようなんて

盛り上がった



彼女に繋がってるつながりは

すべてが幸せを運んでくる気がして



彼女への尊敬と憧れは

ますます強くなっていく


弱い者

2016-01-29 | 日常
強い者は弱い者の

面倒を見たがるというか

支配下に置きたがる



だから弱く見えないように

気を張ってきたけど



あれは良くなかったって

少し気が落ちてる時に



普段声をかけてこない強い者が

あれはだめでしょうなんて

だめだししてきて



ついウルウルしてしまった



そしたらそれまで

見たこともないような笑顔を

私に向けてきて



その人のやり方の

アドバイスや意見を

どんどん言ってくる



面倒なことになってきた



それぞれ自分の案やスタイルがある

それを通すために

負けないようにしてきたけど



ここにきて

少し方向転換を

強いられているようで



どうしたものかと迷っている


失敗ばかり

2016-01-28 | 日常
明日の仕事の予習をした



今日は少し張り切りすぎて

飛ばし過ぎて

注意を受けたから



頑張ればいいってものじゃない

自分はこんなに頑張ってる

時間を使ってるって

いくら主張したとしても



それを受ける側が

理解できなかったり

評価が低かったりしては

全く意味のない無駄なものに

なってしまって



何のため誰のためを

忘れないようにしないと

独りよがりの

つまらないものになってしまう



仕事もプライベートも同じ



自分の都合のいいように

すぐ解釈してしまうけど

相手が本当は何を言いたいのかを

読み取れるくらいになりたい



明日は失敗しませんように

縁は自然に切れていく

2016-01-27 | 不思議
ひどいこと言われても

怒ったり言い返したりしなくて

すごいって言われたことがある



でもそれは少し違う

理不尽なことを言われれば

腹が立つに決まってる



私だって相手にとって

致命的になる一撃の言葉を

言い負かせる言葉を考えている



ただそれが

少し時間がかかってしまって



その黙って考えてる間に

おまけに下向き加減で考えてるから

相手の気持ちが落ち着いてきて



反撃のチャンスがなくなるだけで



だから決して

偉いとか我慢強いとかいう

立派なものじゃない



強いて言うなら

すぐ言葉が出てこない分

ちょっと鈍いのかもしれない



でも鈍い方がきっといい



致命的な言葉は

相手を傷つけるだけでなく

吐いた自分に後味の悪さと後悔を

返してくるから



傷つけて

傷つけられてばかりだったあの人は

今もそんなことを続けているだろうか



もう会うこともない人だけど

その日

2016-01-25 | 心の片隅
もしもその子が

何が苦しいのかを

誰かに言えたなら

そしてその誰かの前で

泣いてしまえたなら



その日は来なかったのかもしれない



もしも誰かが

どうしたのって

何があっても

私はあなたの味方だからって

あなたを愛してるって

伝えていたなら



その日は来なかったのかもしれない



誰もが忙しかった



大人は仕事と生活で

友だちは勉強と部活で



追い詰められて

弱っていく

その子に気がついて

あげられなかった



いろんな憶測が

飛んで回ったけど



はっきりとした原因らしきものは

見つからなかった



私たちは限られた人だけなら

幸せにしてあげることが

できるはずなのに



その限られた人を

不幸にしかできないことがある



他人ごとではない

明日は我が身だと



そっと目を閉じた

思いは同じ

2016-01-24 | 日常
雪で綺麗に化粧された

連なっている山を見ながら

車を走らせる



道路に雪が積もらなくて良かった



会場には獣の毛のフードを

被ってその上から

目だけ外して押さえつけるように

マフラーを巻いた人ばかりがいて



誰が誰だかわからないから

おはようございますと



すれ違う人すべてに

挨拶して歩いた



あっちこっちから

視線を浴びてる気がしてるのは



私も同じような格好を

しているから



誰だろうかと確かめようと

されているんだろう



見つめ合って数秒後に

アッて仲間だと気がついて

お互いにケラケラ笑う



凍えるような寒さで帰りたくなるけど

仲間の笑顔は温かくて

楽しい気持ちになる



ランニングシャツとパンツ姿の

選手たちには

もう寒さは関係ないのだろう



終わるまでは

雪降らないで



皆が空を見上げて

指を組んでいた

休みの前日の夜

2016-01-23 | 日常
明日朝早いから

早く寝なきゃって思ってるのに



休みの前日の夜は

なぜか夜更かししたくなって



もったいない気がしちゃうから

ウトウトしながら

時々目にぎゅっと力を入れる



だってあなたのこと

もっと考えていたいし



妄想の世界は広がるし



何だか楽しくなってきて



ついには机の上に

突っ伏して眠ってる



しまった風邪ひいちゃう

なんて急いでベッドに

もぐりこんで



目覚ましが鳴った頃

早く寝れば良かったと



後悔の朝を

きっと迎えてる

誰でもいいわけじゃない

2016-01-22 | 妄想
こんな過去の失敗談、話したら

引かれてしまうと思える話や



何にも負けない強い自分というのが

理想の私は



本当は弱い人だったなんて

思われたくなくて

言えない話を



そうそれこそ

友だちにさえ話せない話を



あなたに戸惑うことなく

話せたのは



どんな私でもあなたなら

受け入れてくれるんじゃないかという

期待があったから



そして

今もどんどん私の中で

あなたの存在が

大きくなり続けているから



いつかいてもたっても

いられなくなったら



あなたと食事がしたい



牛肉を食べながら

笑いながら確認してみたい



どちらが誘ったのかと

からっぽ

2016-01-21 | 心の片隅
時々自分が

何を考えているのか

わからなくなる時がある



どうしたいのか

何を望んでいるのか



それは

自分の軽い言葉だったり

笑いかける姿だったりから



相手の反応で

はっと我に返ったりする



多分自分は

何も考えていない



何かしたいと

思ってるわけでもないし



何も望んでやしない



ただ、今という時間を

楽しそうに見えるように

やりすごしてるだけ