心の模様

心の中の一つ一つを整理して、いつか素敵な部屋にしてみたい。

涙を止めて

2018-03-08 | 醜い
思いの外ショックが
大きかったみたいで

気がつくと目頭を熱くして
ぽとぽとぽとぽと
涙を落としてる

自分勝手に
好きなように生きてきて

私の中に悲しいという感情は
いつしか失くしてしまったって思ってた

自分で抑えきれない感情は
私には必要ないのに

ああ うるさい

私に構わないで
私を見ないで

神様仏様仙人様
どうか私を
涙の出ない女にしてください

そうでなければ
誰かに慰められて
かわいそうって同情されて

いつかただの
みじめな女に成り下がって

きっと一人で立っていることさえ
でなくなってしまうから

オーラ

2016-11-28 | 醜い
紫色のオーラは嫉妬の色



独占欲でいっぱいになって

ほとばしる



湯気を全身から出す勢いで

紫色に覆われて



その凄まじいエネルギーは

そばにいるものをも

震えあがらせることができるほどで



それなのにそんなオーラを

感じることのできない鈍感な人たちが

大切な人を失っていく



けれど紫色のオーラは醜い



自分の思う通りに行かない時の

不満のオーラ



紫色に覆われたまま

いつか自分をも見失う



だから明るいオーラを身につけて

綺麗な物を見るようにしよう



そうすればあなたの未来は

きっと明るく開けてくるはずだから

待つ

2016-09-30 | 醜い
心の中に溜めて

積もってしまったものを

吐き出したくなる



吐き出してしまえば

楽になれるから



嫌いなものを嫌いだと言い

嫌なことを嫌だと言って

そっぽを向きたい



でもそれは

言ってはしては

いけないこと



なぜなら

誰も幸せな気持ちに

なれないから



あの子供が

父親を怒鳴り散らして

蹴ったりするのは



あのヒステリーは

母親のヒステリー

母親の代わりにしているの?



人は良いことは

なかなか真似できないのに

悪いことは

簡単に真似できてしまうもの



私は良い人間になりたいって

ずっと思ってる



でも気がつくと良い人間のもつ

心の綺麗さが失われていて

頭を抱えてうずくまる



黒い闇に心が覆われる



こんな時は動かずに

闇が薄くなるのを



時間という

薄め薬が効いてくるまで



じっと待つだけ

女の本性

2016-09-05 | 醜い
私 不倫してるの



話の中で女は

何でもないことのように

サラッと言った



だから私も驚いた顔はせずに

何でもないことのように

そうなんだって返した



女が旦那さんのことで

苦しんだり病院に通ったりを

知っていたから



それに何より

不倫願望再婚願望があることを

知っていたから



相手は誰でも良かったって

でも今の相手は

旦那に似てることがわかったから

他を探したいって



だから私に

ツテで誰か紹介してほしいって言う



男に期待するのはやめた方がいいって

言いたいけど言えない



寂しくてしょうがないって

男に甘えて寄りかかりたいって

言いながら女の眼が光るから



その女のギラツイタ眼は

獲物を狩るハンターのように

私の眼を捕らえてはなさない



私の瞳の奥の

体の奥底に沈んでしまっている

女の部分を挑発してくる



ねぇ上品ぶってないで

あなたも本性見せなさいよ



あなたも私と同じでしょうって

2016-08-12 | 醜い
人前で泣かない子供だった



弱い子だと寂しい子だと

誰かに思われるのが嫌で

歯を食いしばった



その分一人で自分の部屋へ

一歩踏み入れた途端

涙がぽろぽろ流れた

でも声は出さなかった



そんなだったから

いろんな子供が泣く

いろんな大人が泣く



人前で泣く理由は何だろうって考えた



どこか痛いとか

人目も気にならないほどの悲しみ以外で

泣いている人はたくさんいた



大人になりかけた頃

涙は武器だと誰かが言った



自分の考えが通らない時に

通そうとするための武器



私はその武器の遣い方を

すぐに覚えた



かなり便利なものだと

遣ってみてわかった



そして私はどんどん

ずるくなっていって

どれが本当の自分なのか

わからなくなっていった



人前で泣くことが

ここは必要だと感じたら

躊躇わずに泣いて見せられたから



もう一人で部屋で泣くことは

なくなっていた



だから

たいしたことないのに

泣いてる人を見ると

がっかりする



この人も私と同じかって



不完全な人間

2016-05-28 | 醜い
不完全な人間であると



人間としての何かが

欠けてしまっていると

感じる時



泣きたくなる

消えてしまいたくなる



完璧な人間はいないなんて

よく言うけど



そうじゃなくて

失敗するという意味じゃなくて



多分何かが

子供の頃から育ってくるはずの

大切な何かが



こんないい歳した

大人になっても

育っていないってことで



そして不完全な人間は

周りの者をも

不完全な人間にしてしまう

巻き込んでしまう



だから

泣きたくなる

消えてしまいたくなる



すべて悪いのは

私だから



どうしたらいいのか

わからなくて



膝を抱えたまま

ただうずくまっている

妬み

2016-05-01 | 醜い
妬みは怖い



妬みからくる嘘や悪口は醜い



そんな妬みからくる言葉を

泣きながら訴える子どもの話を

鵜呑みにしてしまう大人たち



子どもがそうするのは

大人の真似をしてるだけで



大人の妬みを

子どもが代弁してるだけで



試合に負けたくらい

何だというのだろう



また頑張ったらいいじゃない

また励ましたらいいじゃない



相手を卑下して貶めて

自分の正当性を主張するのは

見苦しい



気付いてほしい

子どもはいつも大人を見てる


やるせない気持ち

2016-02-11 | 醜い
こんなにやるせない試合は

初めてだった



彼女の卒団したチームの

トップが対戦相手で



そのチームには

大勢の応援団が来てて



こちら側は少ない上に

それぞれが試合で



応援は私一人だった



子どもたちの

相手の気をそぐような応援は

仕方ないにしても



大人たちの

彼女のメンタルに触れるような

応援が信じられなかった



一緒に練習してきたのに

ずっと仲間だったのに

敵になっても応援の仕方は

あるんじゃないかって



私は黙っていた

彼女がこちらを

不安そうに見た時だけ



大丈夫って笑ってみせた



緊張とドクドクとなる

心臓がずっと激しく

波打っていて

気持ち悪くなってきた



早く終わって

早く終わって



彼女の代わりに

泣きそうになった



部活

2015-05-13 | 醜い
レベルの違う人たちとの練習ほど

練習の意味を成さないものはない



うまくならないという意味ではない



練習に取り組む姿勢が違いすぎるのだ



ふざけて楽しそうに笑い声の上がる風景は

士気が下がるだけで

もはや練習ではない



歳が一つ二つ上なだけで

先輩風ふかして威張っているが



正確には

あんたたちは先輩ではない



あんたたちが

テレビ見てゲームして寝転がっている時に

汗だくで息を切らして練習してきた



あんたたちが

映画観てカラオケ行ってボーリングしてる時に

悔し涙流しながら必死に練習してきた



ちょっとうまいからって

下っ端が特別扱いでずるいよね



そんな妬み嫉み言ってる暇があるのなら

もっと真剣になればいい



今からだって決して遅くない



だけど

その覚悟はあんたたちには

きっとない

もう一花咲かせたい

2015-05-07 | 醜い
もう一花咲かせたい



そんなに若くない誰もが

思うことなのかもしれない



ただ仕事を成功させるということで

良く聞く言葉かもしれないが

それだけではない



子孫を残し育てるという

生物的な役割を終え

後は自分の存在など

誰も必要だと思っていないんじゃないかと

感じてしまった時



もう一花咲かせたい



自分は今生きている

必要だと思われたい

自分の存在の確認をしたい



誰かに愛されたい愛したい



それは

死ぬまで続く欲望なのかもしれない