心の模様

心の中の一つ一つを整理して、いつか素敵な部屋にしてみたい。

気付いて

2017-03-29 | 日常
酷いことを言われてても

気にしていないって態度

ずっと通そうって思ってた



だってあなたには

酷いことを言ってるって

意識がまるでないのだもの



ちょっとした笑いを取る感覚

悪気がないってこと

ちゃんとわかってるよ



でもそれがね

変な方向に向いちゃうこと

悪意が私に向いちゃうこと

すごく困ることが起きて



だから もう言わないでって

困ってるって

あなたに告げることになった



あなたは私の言葉で

初めて酷いことを言っていたことに

気付いたようで

シュンとなって下を向いた



私はあなたを見ていられなくて

顔を背けたよ



ぐっと目の奥から

こみあげてきたんだもの



もうこれで言われなくなるって



自分で思っていたより

ずっと傷ついていたみたい



ごめんね

言いたかったこと

2017-03-27 | 日常
あなたが傷ついた顔をして

目を伏せたのを見て

しまったって思った



話を聞いてくれる人の

性格やその人の状況を

わかってないといけないのに



その時は

つい話に夢中になって

思っていることを

言ってしまって



学校の勉強ができたからって

頭がいいとは限らないし

学歴が良くてもってことを



あなたの小さい頃の話

何の取柄もなくて

いつも自信がなくて

下を向いてばかりいたけど



勉強だけは

こつこつこつこつやり続ければ

普通よりもできるようになって

それが自分の自信になったって



学歴の良さが

自分のプライドみたいなものを

保っていられるものだからって



私はばかだ

あなたのことを

ばかだなんて思っていない



あなたにそんな顔をさせてまで

話さないといけない話だったのか



あなたにそんな顔をさせてでも

続けたい話って

何だったのだろうって



何を話していたかも

すっぽりと忘れてしまった



だから私は話をやめて

あなたの名前を呼んで

あなたに笑いかけた



私はあなたが大好きだよって

母の思い

2017-03-25 | 昔々
私が大学生になって

一人暮らしが決まった時



母は私にその当時の

最新多機能コンパクトミシンを

荷物の中の一つとして持たせた



母は今とは違い

男顔負けの仕事人間で



私は母の手料理を聞かれて

思いつくものがないほど



手作りというものに

本当に遠い人だった



だから小学生の頃

キャラクターやアップリケのついた

友達の持っている手作りの手提げを

かわいいって憧れていた



担任の先生が一度

私に注意したことがある



あなたの服装や持ち物は

大人っぽすぎて

子どもらしくありませんって



ブランド物の大人っぽい服や持ち物を

私が選んだことなどなかったけど



もちろん私は先生の注意を

母に伝えなかった



母にはきっと子供らしいって

わからないだろうし



何より子供に興味がないことは

わかっていたから



そんな母がなぜミシン

意味がわからなかった



でも持たされたからには

使えなくてはって

大学の休みの日に

洋裁教室に通うことにした



簡単な物が作れればってくらいだったのに

ミシンが最新だったせいもあって

私はそこの先生や生徒に

かわいがられて



簡単なスーツやワンピースまで

作れるようになった



手作りの手提げなんて

簡単にできるんだって思った時



もしかして母は

私の未来の子供たちに手作りの物を

私が作ってあげられるように



自分ができなかったことを

私にはしてもらおうと

したんじゃないかなって



思い込みかもしれないけど



そんな風に

ふっと思った

読み続ける理由

2017-03-23 | 日常
私は本を読む



4月が近付いてきて

昔の活字中毒だった頃を

思い出したかのように

字の連なりを読んでいる



本の世界へ

現実逃避してる



怖くてドクドクして

苦しくなる



感謝の言葉ばかり並ぶ

寄せ書き



どこへ行っても

あなたなら大丈夫という

根拠のない励まし



笑顔 涙



すべてがモノクロ映画のように

瞼に映ってる



ひらがなカタカナ漢字

アルファベット数字



文字が不安に変換されて

頭の中を右から左に流れてる



やれるのか やらなければ

私でいいのかという

プレッシャーと戦ってるのが辛い



私は本を読む



4月の始まりの日まで

思い出してほしい

2017-03-19 | 感謝
彼女のこと

すごいって思う



旦那様のことを

夫と言うより

子どもがもう一人いるようなものって



何にも家のことはしないし

気も弱いし

不満もいっぱいあるのだけど



歳を重ねてきたら

どんな人でも

今結婚してて良かったなって思うって



こんな私と結婚してくれて

ありがたいなって



だから大事にしなきゃって

彼女が笑うのを見て

私は感激して

何も言えなくなった



旦那様の悪口って

誰からも聞き飽きるほど

聞いていて



もういい加減

心が重くなってて

沈み過ぎて

浮かんでこれないくらいだったけど



急浮上できたような

目の前がパッと明るくなったような

嬉しい気持ちでいっぱいになる



こんな風に言う人は

あまりいない



彼女は高学歴高収入だし

家のことも一人ですべてやってるし



だから旦那様がいなくても

一人で子供も育てられそうで

何の問題もないように思える



そんな人だからこそが

言ってくれて嬉しい



いつのまにかみんな

見下げることばかりで

見上げることが

できなくなってしまっていないかな



こんな私と結婚してくれて

ありがとうって



こんな気持ち

大切にしてほしい

縁を切る勇気

2017-03-18 | 心の片隅
何かに守られている

何かに生かされている



未熟なのに

好奇心の強い私は



知らない世界にいつのまにか

引きずり込まれてしまいそうになる



それなのに今も

普通の生活を送れているのは



いつもいつもぎりぎりのところで

片足を突っ込みそうになるところで



何かしらの偶然に助けられて

誰かしらに助けられるから



心の傷はできたとしても

治そうと思えるところまで

戻ってこれている



その世界との関係を

その世界に繋がった人間関係

すべてと縁を切ることで

元に戻そうと目を覚ます



それは

助けてくれた人も含めてで



どうして僕も

切られないといけないのって

その人は食い下がってきたけど



その人には

とても感謝しているけど



その人とはその世界を知らなければ

出会うはずはなかったのだから



そしてその人の思いに

応えられないから



死ぬまで会わないってこと?

来世でも会いたくないってこと?



その人は悲しそうに言ったけど

私は目を伏せて

「はい」と答えた



何かに守られている

何かに生かされている



そこには

縁を切る勇気も

試されている

2017-03-13 | 心の片隅
長かった髪を

バッサリ肩まで切った



この短さは久しぶり

軽くなって頭を振ってみる

何だか楽しい



それなのにどきどきする

こんなに切って良かったのかなって



随分と以前

美容師さんに似合うからって勧められて

耳の上まで切ったことがある



シャープなアイメイクも

教えてもらって



女友達からはかなり好評だった

カッコいいって



自分でも何だか

クールなできる女風になったかしらなんて

気に入っていた



でもその当時の彼は不機嫌になった

それ似合ってるとでも思ってるの?

どうしてそんな髪型にしたの?



忘れていた

彼は長くてふんわり優しい感じが

好きだったんだってこと



私の髪は私の物ではあるけれど

私だけのものでは

なかったのかもしれないって

そう思った



それ以来短くしても

せいぜい今回のような肩までくらいにしか

しなくなった



私に髪型へのこだわりはない

だから別に長くするのも短くするのも

気分次第ぐらいのもの



だけど自分で似合うと思うものと

人から見て似合うと思うものは



もしかしたら違っているかもって

いつも思うようになった



だからもう

誰に遠慮することがなくても



いつもと違うことをするとき

どきどきして

良かったかななんて

気にしてしまう

ブログ

2017-03-10 | 不思議
メッセージ性の強い

ブログを読むと

いろんなことを想像してしまう



私の全く知らない人の

特定の人に宛てたメッセージ



書いた人はどんな人で

書かれた人はどんな人だろうって



そしてそんな風に

目に留まってしまった作品は



そんなはずはないのに

なぜだか私に

宛てられたメッセージのような

気がしてきて



書いた人に親近感を

感じてしまう



何だかその人の世界の一部に

触れてしまったような



私の世界と繋がってしまったような

不思議な気分になる



ブログも出会い



全く知らない人と私と

書いてる人も気付かない所で

何の関わりもなく



そっと静かに繋がっている

執着

2017-03-09 | 日常
執着しないように

気をつけていたつもり



元々執着するのもされるのも

得意ではないけれど



ついつい

感情が入りすぎてしまう時があって

元に戻すのに

時間がかかってしまう



今の職場もそう

何でもない顔して

それではさよならって

笑っていようって

思っているのに



ここでの仕事が

楽しすぎた



追いつかないって

必死で勉強したものの

次の職場でこの知識は

必要とされない



人にも物にも出来事にも

思い出がいっぱい



やっぱりちょっと執着してる



次はもっと大変になるから

こんな気分に浸っていられるのも

今のうち



さあ次に行く準備をしよう

執着を解放して



いつでも今が一番って

思えるように


図書館の本

2017-03-08 | 日常
図書館から

予約の本が来ましたって

メールが届いた



予約なんてしたっけ

って思い出せないくらい前のもの

最近は本を読んでいない



昔は10冊くらい一度に買って

山積みの本に嬉しくなりながら

睡眠時間も気にせず

読んでいたけど



もう本を買うことはない

専ら図書館で借りるだけ



本の置き場所がないし

昔のように好きな作家を

見つけようなんて

そんな気概もない



借りる本も

今時の本を読む人たちの

人気の傾向を

知りたいためのもので



人気図書を

上位から予約しているだけ



でもその中で

これはすごいって感動したり

何だこれって思ったりして




本を読んでる自分に

変わりはない



久しぶりに手にした本は

綺麗な水色の表紙の

人気作家のものだった



急にわくわくしてきた



今日は睡眠時間を気にせずに

読み耽ってみようかと



また違う意味でドキドキした