心の模様

心の中の一つ一つを整理して、いつか素敵な部屋にしてみたい。

好きとか恋とか愛とか

2017-05-23 | 恋愛詩
好きとか恋とか愛とかに



もうとっくに興味を

なくしてまっている私が



好きとか恋とか愛とかに

それはないそれはないと

オロオロしてしまっているような最近



自分の気持ちに

少し困ってる



笑いかけられると嬉しくて

目から体の中に入ってしまいそうなほど

見つめてしまったり



突然隣にいることに気付いて驚いて

ドキドキが聞こえてないかと気にしたり



笑いながらのバカ話の中

姿を見た途端に

黙りこくったりして



忘れていた

好きとか恋とか愛とかって



もしかしたら

こんな感じだったかと



そっと姿を

目で追っている

言葉の意味

2017-05-21 | 恋愛詩
あの時本当は嬉しかった



私のこと守るって

言ってくれたこと



なのに必要ないなんて

突っぱねたのは

何のプライドだったのか



だからいつか私も

あなたのことを守るって

言える人になりたいって

思ってた



でも実際使ってみたら

意味がわからないと

呆れられて



タイミングって難しい



どんなに素敵な言葉でも

言うタイミングを

間違えてしまえと



途端に陳腐な言葉に

変身してしまうのだから



でもそんな言葉を使った人に

思いを馳せてみると

見えてくるものがある



あなたの役に立ちたい

あなたを幸せにしたいっていう



溢れんばかりの想いが

青春のやり直し

2016-03-13 | 恋愛詩
優勝候補筆頭と

言われていたのに



一回戦で

名も知られてない

勝って当たり前と思われたチームに

負けそうになっていた



向かってくる側は強い

怖いものはないから



でも以前見た様子とは

明らか顔つきが違ってた



目は自信に満ちて輝き

姿勢の良さが際立った



かなりの練習量を

こなしてきたことがうかがえた



怒声でシュンとなっている

こちら側とは裏腹に



相手方の応援は

行ける勝てるの

盛り上げムード満載で



更年期が近いかと思われるほどの

心臓のあぶりで

目を背けたくなった



辛うじて勝って

トップの座を守り続けることの

難しさをしみじみ感じる



そうして

辛うじて辛うじてが続き



やっとやっとゴールの優勝に

たどり着いたとき



こちら側の関係者の

大人たちは満面の笑みで



誰彼構わず

ハイタッチした



大人の心は

自分が十代の選手になって



走って打ってを同じように

体験している気になる



青春をやり直してる気持ちになる



だから力が入って

とてつもなく楽しい

後にも先にも一度だけの片思い

2015-09-15 | 恋愛詩
たった一人だけ

ストーカーの気持ちがわかる

と思えるほど

好きになってしまった人がいて



遥か昔のことだけど



何度も言葉や行動で

自分の気持ちを伝えてて



ずるいところも勝手なところも

何でも許せた愛してた



だけどあの人は

手の届かない遠くへ

優しい言葉だけ残して

去ってしまって



私は抜け殻になった

息をして生きてるだけになった



月日をかけて完全復活した後

異性を自然に好きになる感情が

すっぽり抜け落ちていることに

気が付いた



人を愛せなくなった訳じゃない

むしろ

私を求めてくれる人なら

誰でも愛せるようなそんな気がして



ただ

この人を愛そうって

自分に言い聞かせてからしか

愛せなかったのだけど



感情構造が

きっと書き換えられたんだ



それは現在に至るまで続いていて



だから

今あの人に

求められたとしても



来世でねなんて

きっと笑って答えられる

あなたをどれくらい好きっていうとね

2015-04-11 | 恋愛詩
あなたをどれくらい好きっていうとね


朝起きて差し込む光に向かって

すべての人におはようって挨拶したくなって

あなたに会えたこと

あなたと同じ時代を生きていることに

神様やすべてのことに感謝したくなるくらい




あなたをどれくらい好きっていうとね


あなたの言うことにはすべてYESと答えて

できることなら

あなたの奴隷と化してしまいたいくらい




あなたをどれくらい好きっていうとね


あなたに好きになってもらえないなら

嫌われても同じことって

あなたの後をついて回り

あなたのすぐそばにいつもいるくらい




あなたをどれくらい好きっていうとね


私に心を向けず

誰か他の人に心を向けてしまうなら

あなたには死んでもらいたいって

そしてあなたの骨を一つもらい

ネックレスにして


一生肌身離さず持ち歩いているくらい