心の模様

心の中の一つ一つを整理して、いつか素敵な部屋にしてみたい。

自分の価値

2015-04-14 | 願い
知らない人たちの前で話すのは

好きじゃない



好きじゃないではすまされないのが

大人の仕事なのであって



やるしかないのだけど



仕事と言えば

学生時代のバイト仲間

の言葉を思い出す



仕事は選ばなきゃだめって

人から見て

自分の価値が下がるものは

お給料が良くても受けちゃだめって



あの人は人から見て

自分の価値が下がらないように

今も選んで仕事をしているだろうか



そうであってほしいと願う



昔のまま

格好いいままの人であってほしい



私は人から見て

自分の価値が上がったか下がったかは

よくわからないけど



嫌なことも面倒なことも

たくさんあったりする仕事だけど



今の仕事がとても好きだ



それが

とても価値のあることなんじゃないかなって



自分の価値は自分て決めたいって



そんな風に思ってる

あなたをどれくらい好きっていうとね

2015-04-11 | 恋愛詩
あなたをどれくらい好きっていうとね


朝起きて差し込む光に向かって

すべての人におはようって挨拶したくなって

あなたに会えたこと

あなたと同じ時代を生きていることに

神様やすべてのことに感謝したくなるくらい




あなたをどれくらい好きっていうとね


あなたの言うことにはすべてYESと答えて

できることなら

あなたの奴隷と化してしまいたいくらい




あなたをどれくらい好きっていうとね


あなたに好きになってもらえないなら

嫌われても同じことって

あなたの後をついて回り

あなたのすぐそばにいつもいるくらい




あなたをどれくらい好きっていうとね


私に心を向けず

誰か他の人に心を向けてしまうなら

あなたには死んでもらいたいって

そしてあなたの骨を一つもらい

ネックレスにして


一生肌身離さず持ち歩いているくらい

孤独な夜

2015-04-10 | 願い
信じてた人から

突然裏切られたような



親友だと思っていた人が

陰で私の悪口を言っていたのを

知ってしまったような



やりきれない

やり場のない寂しさのようなもので



それは

心にあいた大きな穴から

魂が抜け落ちて

その魂が

暗い宙を彷徨っているような孤独で



そんなことを感じてしまう夜は



めちゃくちゃに酔っぱらって

気を失ってしまいたい



そうして夢の中で

大好きなあなたに会えたなら



あなたは少し困った顔をして

私の言ってほしい言葉を

きっと言ってくれるよね



おかえりって

一番いい方法

2015-04-09 | 現在
慣れない場所で

慣れない人たちに接してる



気を使いすぎて

かえって相手に

気を使わせてしまって



気を使いすぎて

かえって相手を

疲れさせてしまって



そんな自分に疲れてしまって

どうしたらいいのかわからなくなる



どれが本当の自分なのかも

わからなくなる



自分のことで疲れ切ってるのに

疲れた顔した人が寄ってくる



自分がどれほど疲れているかを

誰よりも疲れているを

延々とアピールしてきて



笑顔のはりついたピエロのような顔を

元に戻す元気もなくした私は

この疲れていると言ってる人を見つめながら

気が付いた



相手の状態に気付かないほど

疲れてしまえばいいんじゃないかと



私はまだ

疲れ方が足りなかったのだと



ピエロになりきって笑顔のまま

踊り続けていたらいいのだと

記憶のドア

2015-04-08 | 不思議
生まれた時から

大人だったんじゃないかと

そんな風に感じてる



自分が高校生だった時がある

ということに実感がわかないのだ



その記憶らしきものは

昔、絵本で読んだことがある

という程度のもので

その主人公は自分ではない



今からここから



何かあっても逃げないという決心で

自分に言い聞かせてきたからかもしれない



それが

母校の高校のブラスバンドの演奏で

しっかり閉じられていた記憶のドアが

開いた音を聞いた



「校歌、懐かしいね」



隣にいた友人がにこにこしながら

話しかけてくる



そういえば

この友人は同じ高校だった



部活中はいつもブラスバンドの曲がBGMで

つらい練習にも頑張ってたり



何がおかしいのかたわいのないことに

友だちと笑ってばかりだったり



楽しくて懐かしい高校時代



まるで音のしない世界にいたのに

大きな波に飲み込まれていたのに



生きてきたを感じた瞬間だった



そうだった

私にも高校生だった時がある

間違えてばかり

2015-04-07 | 願い
また間違えたらしい



いつもいつも間違える



良かれと思って言った言葉が

励ましていると思っていた行動が



心の琴線に触れて

傷つけてしまうようで



伝えたい思いが

間違って伝わってしまうようで



こんなこと

今までもたくさんあって

その度に

気を付けなきゃって思っていたはずなのに



やっぱりまた間違える



でも

誰かと関わるって

そういうことなんじゃないかって



懲りずにまたチャレンジする



じゃあさ、

気を取り直して桜を見に行こうよ



桜はピンクが綺麗だけど

葉桜の緑だって

生き生きして

とっても素敵だと思わない?



ああ

ごめんね



やっばりまた

きっと間違えてる



かわりはない

2015-04-06 | 願い
横断歩道で信号待ちをしていると



ランドセルの子供たちが

旗当番の保護者達に見守られ

安全に道路を渡らせてもらってる



今日から新学期だからか

地域の老人会ボランティアもいる



ほのぼのとしていい光景だなって

地域の人々にも守られてるんだなって

ほっこりした時



危ない



突然老人の大声がした



セーラー服の子供二人が

もう少しで車にひかれるところだった



心臓が急にバクバクして

息苦しくなる



良かった



旗当番はランドセルしか気にしていない

セーラー服は守られなくても大丈夫というおごりがある



その場にいた皆が

びっくりして怖い思いをしたはず



セーラー服も学生服も

まだまだ子ども

ランドセルと同じように

皆で守っていきたい



大切な子供たちに

かわりはない

モンスターじゃない

2015-04-05 | 願い
他を圧倒する桁違いの強さで

ものすごい迫力で

ものすごく怖そうで

ものすごいモンスターで



そんなあの子が試合に出てた



いつのまにか

肩書きまでついていたらしく

ちょっとした有名人になっていて

あの子の試合を見に

わさわさ人々が集まってくる



久々に見たあの子は

やっぱりイメージ通りで

迫力に圧倒されっぱなしで



すごかったねなんて

友人とお弁当を食べていると

あの子と同じ鞄

あの子と同じユニフォームの子たちが

私たちのすぐそばでお弁当を広げだした



鞄にあの子の名前を見つけて

あまりの驚きで咳き込んでしまう



あの子なの?



全然モンスターじゃない

全然怖そうじゃない



それどころか

めちゃめちゃかわいくて

ねぇねぇなんて話しかけたくなるような

優しそうな雰囲気までも

かもしだして



あぁそうだ

あの子はまだ子供だったんだ

子供だと思えないプレイをするだけで



すごいなすこいな

関係ない私の胸がかっと熱くなる



そう

モンスターだから強い訳じゃない



頑張って



心の中で静かに応援した

はじめの一歩

2015-04-03 | 願い
新しいことが始まった



訳がよくわかっていないけど

行くしかないから

行ってみる



あっち行って

すみませんすみません



こっち行って

ごめんなさいごめんなさい



謝ってばっかで



照れ笑いでごまかしてたけど



私の中の臆病な私が顔を出し

立ちすくんだまま

どうしようどうしようと

騒ぎ出してる



落ち着いて

深呼吸しよう



きっと私ならできるはず



よし

大丈夫

だてに歳は取っていない



さあ、行こう



はじめの一歩

スケジュール表

2015-04-02 | 感謝
今までの集大成になる大きな大会が終わった



あっけなかった

感動とか涙ぽろぽろとかじゃなく



早く帰らなきゃって思って

ただ無口になるだけで



こんなものなんだなって

静かに自分を見ている感じで



でも

それからニ日も経ってから



冷蔵庫に貼られた

終わってしまったスケジュール表を

剥がさなきゃって気づいて手に取ったとき



空白のないくらいに書き込まれたそれに

今までの忙しかった日常を思い出させられて

それを持つ手に力が入った



体力がなくてダウンしてしまった時もあったなとか



この時、雨が急に降ってきて

カッパとビニール袋が飛び交ったなとか



渋滞に巻き込まれてエコノミー症候群みたいに

膝が痛んで車から降りられなくなったなとか



その時その時の大変だったことが

頭の中を駆け巡って

胸がきゅぅっと苦しくなった



終わったんだ



やっと実感が湧いてきたように

こみ上げてくるものがあった



また最初から

新しく始まるんだ



握ったスケジュール表を

ゆっくり綺麗にたたみ



そっとゴミ箱に捨てた