心の模様

心の中の一つ一つを整理して、いつか素敵な部屋にしてみたい。

私の春

2016-04-09 | 日常
春はプツプツ芽吹いてて



春の陽気に誘われて

ぼんやりしていたいはずなのに



私のプツプツは悩みばかりで

春の気分とは程遠い



種を蒔いたわけでもないのに

不規則に出てくる雑草のように



予期せぬところから

突然現れてくる問題が

私から浮かれた気分を奪っていく



雑草を見つけた時点ですぐ抜けば

まだ浅くて柔らかいから

すぐ綺麗になるけど



また今度なんて少しほおっておいたら

すぐに根付いて深く強くなって

ジャングルのようになる



こうなっては抜くのも大変で

抜く気もなくなる



私の問題も雑草と同じ



常に見張って

芽吹いたらすぐに

取り除いてしまうことが



綺麗な状態を

正常な進行を保つ

鍵になる



そう

私の春は目まぐるしい



私の愛

2016-04-08 | 妄想
私はいつも

うまく異性を愛せない



愛されたいと願うけれど



その愛される深さは

私の想う深さより深すぎると

恐怖を感じる



逃げたい逃げたいって怯えてる



だから

私は一番じゃなくていい



いつでも逃げ出せる所に

自分を置いておきたいから



そうして

寂しいって孤独や空虚に

心が占領されそうになったら

また愛を探しにいけばいい



私の愛は自分勝手で



私の愛はきっと歪んでる

キープ

2016-04-05 | 妄想
彼と抱き合ってさえいれば

不安感は取り払われ

安心感で満たされる



孤独も嫉妬も何もない

世界には二人しか

存在しないかのような

ふわふわうっとり

幸せな時間



それなのに彼は

服を着ながら

浮かない顔で



言いたいことがあるのに

言えないというように

こちらを見たり下を向いたり



優しく何って促してみれば



告白もまだしてないけど

好きな子ができたって



君とは正反対のタイプで

子供みたいで危なっかしくて



でも友達がみんな

君と別れるのはもったいないって



僕もそう思ってて

だからその子がだめなら・・・



幸せ気分は一気に消え去った



つまり私のこと

キープしておきたいってこと

保険ってこと



彼は私の返事を待っている

私はどう返事をしようか迷っている



世の中うまくできてるなぁなんて

ため息をついた



だって

私も彼のことは



保険だったのだから

嫉妬

2016-04-04 | 願い
紫の炎が渦巻くような

激しく熱い女の嫉妬の心は

しばらく感じたことがない



歳のせいではない

女は死ぬまで女というから

いくつになっても

きっとあること



独り占めしたいと思える程

一人の男に執着することが

ないだけのこと



他の女を見るだけでも嫌とか

すれ違うだけでも嫌とか



はたから見ると

不思議な感じさえするけど



本人はいたって本気で

もっと頑張らなきゃって言って



少し羨ましい気がした



人を好きって思う気持ちは

いろんなパワーを生む



いい方にも悪い方にも

パワーが溢れる



そのパワーをコントロールして

自分の魅力にしてしまえばいい



私も誰かを好きになって

嫉妬をしてみたいって思った

崩れ落ちる前に

2016-04-02 | 日常
昔はきつい顔してるって

よく言われた



怒ってるのって

きかれるくらい



今は優しい顔してるって

よく言われる



怒ったことあるのって

きかれるくらい



顔の変化は経年変化が

もちろんあるだろうけど



それだけじゃない



だってきつい顔してた時の方が

カッコ良かったこと

私は知ってる



顔が優しく崩れていくのは

一つまた一つと

諦めることを許してしまったから



諦めないと

物事がうまく進まないことも

あったけど



それは少し違う



諦めた方が

自分が楽になったから



子どもたちの指導で

諦めるなって何度も言ってる私が

一番諦めてるなんて

笑っちゃう



でもこれ以上崩れないように

どこかで踏ん張らないといけない



それはどこだろう



それは

今ここかもしれない

初出勤

2016-04-01 | 日常
初出勤は失敗だらけ



顔合わせ時刻の

10分前に行ったら



一番最後で

待たせてる状態だったし



何より皆ずらっと

同じ色のスーツを着ていて



リゾートのような

ワンピースを着て行ったら

浮きまくってしまった



決まりがあったの?って

訊きたくなったけど



新人じゃないし

いいかって開き直ることにした



そして会議は

ものすごく

無駄な時間の遣い方で



黙っていようと決めていたけど

深夜までかかる勢いだったので



ついベテランさんらしき人に

言ってしまって

少しもめた



ああ初日から

何やってるんだろうって

ちょっと落ち込んで



私大丈夫だろうかって

不安になる



休憩時間に

昔の上司がいたので

話しに行ったら



飲み会に参加してくれたら

それだけでええのやとか



訳わからないこと言って

でも歓迎してくれてるんだなって



そんな人が一人でもいてくれるなら

大丈夫かもしれないって



やっとちょっぴり笑えた