8月14日(火) 曇り時々雨
ロンドンオリンピックが終了した。日本はメダル38個と過去最高だった。
開会式の入場行進で人口35000人の国で二名の選手が参加していたのが、印象的であったが、調べてみると、その国はリヒテンシュタインであった。
さらに調べてみると、スイスとオーストリアに挟まれた日本の小豆島とほぼ同じ面積の国である。国旗は以下の様。

選手は二名と思っていたら三名で、男子マラソン(一名)と女子競泳(二名)に参加したが、メダルには至らなかった。
しかし、このような小さな国からもオリンピックに参加することこそが、本来のオリンピックの意義なのであろう。
退職して時間があったためか、今年ほどオリンピック中継を見たことはなかったように思う。今まであまり興味のなかったが、レスリングの一瞬のタックルにスリルがあり、結構面白かった。
オリンピックでメダルを取るには、我々が想像も出来ないほどの練習と努力が必要だろう。100分の1秒の差でメダルを逃す競技もある。そのような中で語られる選手の言葉は心を打つものがある。日本選手の中でもオリンピック前から金メダルを取って当然というような態度の人もいたが、反対に謙虚な人も多かった。
特に印象に残った人が二人いる。競泳の北島康介とボクシングの村田諒太である。
北島は三連覇を言われながらも個人でのメダルは取れなかった。彼の今回のオリンピックまでの4年間はコーチなしの練習を自ら選択したが、思うところがあったのであろう。今回の結果も覚悟の上の選択だったのではないかと思う。
彼は競技後に「うまく行かないのも楽しい」と言った。彼は達観しているのだと思った。まさに日日是好日なのだ。
もう一人はボクシングの村田諒太である。彼は10代の頃は、かなりやんちゃだったようだが、彼は日本人では無理だと言われていたミドル級で金メダルを取った。その後彼は「金メダルは僕の価値ではない。これからの人生が僕の価値になる。(金メダルに)恥ずかしくないように生きてゆく」と言った。これが一流の証なのであろう。
ロンドンオリンピックが終了した。日本はメダル38個と過去最高だった。
開会式の入場行進で人口35000人の国で二名の選手が参加していたのが、印象的であったが、調べてみると、その国はリヒテンシュタインであった。
さらに調べてみると、スイスとオーストリアに挟まれた日本の小豆島とほぼ同じ面積の国である。国旗は以下の様。
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選手は二名と思っていたら三名で、男子マラソン(一名)と女子競泳(二名)に参加したが、メダルには至らなかった。
しかし、このような小さな国からもオリンピックに参加することこそが、本来のオリンピックの意義なのであろう。
退職して時間があったためか、今年ほどオリンピック中継を見たことはなかったように思う。今まであまり興味のなかったが、レスリングの一瞬のタックルにスリルがあり、結構面白かった。
オリンピックでメダルを取るには、我々が想像も出来ないほどの練習と努力が必要だろう。100分の1秒の差でメダルを逃す競技もある。そのような中で語られる選手の言葉は心を打つものがある。日本選手の中でもオリンピック前から金メダルを取って当然というような態度の人もいたが、反対に謙虚な人も多かった。
特に印象に残った人が二人いる。競泳の北島康介とボクシングの村田諒太である。
北島は三連覇を言われながらも個人でのメダルは取れなかった。彼の今回のオリンピックまでの4年間はコーチなしの練習を自ら選択したが、思うところがあったのであろう。今回の結果も覚悟の上の選択だったのではないかと思う。
彼は競技後に「うまく行かないのも楽しい」と言った。彼は達観しているのだと思った。まさに日日是好日なのだ。
もう一人はボクシングの村田諒太である。彼は10代の頃は、かなりやんちゃだったようだが、彼は日本人では無理だと言われていたミドル級で金メダルを取った。その後彼は「金メダルは僕の価値ではない。これからの人生が僕の価値になる。(金メダルに)恥ずかしくないように生きてゆく」と言った。これが一流の証なのであろう。