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インフルエンザウイルスによる死亡者数

2020-03-17 15:21:02 | 微生物
先日、コロナウイルスのテレビを見ていたら、ある専門家の人が、さらっと「日本ではインフルエンザで約1万人が死亡している。」と発言していた。
インフルエンザによる死亡者数は多いとは認識していたが、その多くは肺炎球菌による二次感染による死亡と聞いていた。
それでは純粋にインフルエンザで死亡者数はどのくらいなのかと思いネットで探してみた。
下記のものを見つけた。

なんと1日50人以上「インフル死者」が日本で急増する不気味

この記事によると
・2018年にインフルエンザで亡くなった人は3325人だった。
・昨年1月にはインフルエンザで1685人の方が亡くなっている。1日平均で死者54人となる。
・昨年の9月までにインフルエンザ死亡者数は3000人を超えている。
・この人数は医師が死因をインフルエンザと認めた人のみである。
・肺炎を併発したり持病が悪化したり他の病気で亡くなったものは含まれない。
・米国ではインフルエンザが原因で毎年少なくとも1万2000人以上が死亡。


(インフルエンザウイルス:国立感染症研究所)

この記事が正しいとすると肺炎球菌等の二次感染による死亡者が約7000人となる。
インフルエンザで約3000人、その後に二次感染等で約7000人が死亡しているとの新聞やテレビでの報道はほとんど目にしない。
インフルエンザの流行期間を200日とすると毎日50人がインフルエンザを起因として亡くなっていることになる。
インフルエンザも肺炎球菌感染症もワクチンが存在するのにこれだけ死亡者が出るのはワクチン効果が無いためだろうか。
どちらにも治療薬があるのになぜこれだけ多くの死亡者が出るのだろうか。
これらの死亡者数はコロナウイルスによるそれとは比較にならないほど多いのに報道されないのは毎年のことなので報道の価値がないのだろうか。
そうすると来年再びコロナウイルス感染症が今年と同じように流行しても報道されないのだろうか。
インフルエンザに罹っても隔離されないのはなぜだろう。
疑問はいくらでも出てくる。

今、ニュース速報で「新潟で2人感染確認、合計21人に」が流れている。
コメント
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