暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#211

2021-05-14 08:08:01 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 米PPIが大幅上昇でも、落ち着いていた米10年債金利。新規失業保険申請件数・失業保険受給継続者数も共に減少。インフレ加速懸念がひとまず落ち着き、∴値頃感からの押し目が入った米。

…「この3日で⇓2070円」の日本ですが。日米を比較すると「米インフレ加速懸念 vs 日本ディープデフレ懸念」&

          • 米:①インフレ懸念、②金融政策、③将来の増税
          • 日本:材料が無いので「買い手不在」。機関投資家も決算が出そろうまでは買いづらい(と、野村証券G池田さん)。

昨夜の米は、これまでのハイテクetc. の大幅下落分を決算からの業績で盛り返し、ファンダメンタルズ重視の相場でしたが。「これ以上の切り下げはないと見ている」とは大和証券アメリカのシュナイダー恵子さん。これに対し、野村証券G池田さんも「日本の機械株も、中国が設備投資を続ける限り、連動して株価は上昇していくとみられる」と。

「中国の熱延コイル市況・日本の機械株」は連動しているので、銅価格とともに中国熱延コイル市況にも注目(&中国の社債売り動向にも注意)。

《米金利においては》野村:池田さん

              1. 賃金上昇でのインフレ⇒「悪いインフレ」へと(企業・株価にダメージ)。
              2. CPI上昇でのインフレ⇒企業収益が良くなるので「良いインフレ」へと。
              3. 株価が上昇し続ける⇒「FRBが利上げ(テーパリング)開始」観測が広がり「良くないインフレ」へと。

今の「半導体ひっ迫」「米の雇用ミスマッチ」が因の”インフレ加速論”は、ミシガン大データ「ワクチン接種率⇑での経済再開データ」から見ても”インフレは一過性のもの”という事が推察できる(直近で急降下している)事と、&米の雇用統計は悪かったが、「テーパリングはかなり先になる」と明言しているFRBなので、”かなり下げすぎた”感の”3日で⇓2070円”だった、と野村:池田さん。

…米を代表するファンド(1兆5千億円規模)”物言う株主”の代表、バリューアクト・キャピタルがセブンアンドアイの4%株(1700億円)を保有。「事業を分離させれば時価総額が上がる」と。昨日は逆行高・年初来高値だったセブンアンドアイですが。良い物を買い叩かれていく流れが加速する日本の今。

…「パイプラインは完全に再開した」とバイデン。ブルームバーグは「コロニアルパイプライン側が5億5千万円の身代金を支払った」と。∴次も狙われる可能性もあると見られています。⇒∴WTIは終値63.82(⇓2.26)と3%の下落。

パイプライン再開も、ガソリンひっ迫(ガソリンスタンドに長い車列etc. で売り切れ加速)で、ガソリン価格が急騰。「更に数日かかる」ともコロニアルパイプライン。(特にノースカロライナ、ジョージア州etc. の南東部でのひっ迫が強い(ガソリンスタンドで1ガロン7ドル近く取っている)。

⇒∴食品輸送(医薬品etc. 含む)のトラックなど輸送インフラに影響が出る懸念(穀物先物価格上昇によるインフレ懸念再発etc. )。

…バイデンに不信感を持つイスラエル。ネタニエフ首相は「ハマスは驚愕するだろう」とパブリックに表明していましたが、14日にイスラエル軍は(パレスチナ/ガザ区を支配する)ハマスに対する軍事作戦の一環として、ガザ地区に地上部隊を投入したと。

…「L452R」インド変異株が新たに1人検出された、と午前6:50のBSニュースで。どの局にもインド株変異種検出件数を報道させない政府と行政。現在、日本感染者数6872人ですが、5月末には1万人、6月中には1万3千人と予測の東京歯科大学市川総合病院のドクター。

…子供の習い事・塾における”個別指導”を規制し始めた中国当局、とシンガポールCNA。週末の習い事・個別指導の規制など。

…昨日の上海は、金融当局の引き締め強化の観測が広まって大きく下落した。

…8年8か月ぶりの穀物先物高。中国需要が主因ですが、イスラエルとパレスチナの交戦、コロニアルパイプラインの今後の経過次第。

…米CDC(疾病対策センター)は、「ワクチン接種終わった人は、マスクもソーシャルディスタンスもしなくていい」と発表したとの速報有。

 

 

 

 

 


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