おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。
〈今日の私的材料〉
- MX:今朝ストックボイスのホリコさん。
…SVBら米地方銀行2行の破綻と、クレディスイスの破綻懸念は”飛び火”ではない。全く違う問題。
※破綻した米地方銀行2行は、ストレステスト対象ではなかった(規模の小さい銀行なので)。&今年1月の「米優良銀行ランキング」の20位以内(16位だったか)に入っていたSVB。
…SVB破綻は、日本で言う「五十日」的な要素も絡んでいた。
→∴米金融当局が何もしないということは無いので(バイデンの『見捨てない』発言)。仮に何もしない(助けない)のであれば、それはまた別の「米金融危機不安問題」へと発展するので。
&クレディ・スイス問題は、スイス中銀(ナショナル銀行)が「公的資金を注入する」と声明を出しているし。
→クレディ・スイスは「資本が毀損している」という問題を抱えていたので、破綻は時間の問題(エクイティ・ファイナンスができない状態なので)。
→∴公的資金注入し、どこかと提携することとなると見ている。
→∴FRBにとっては”棚からぼた餅”状態に(マーケットでは『3月FOMC25bps(50bpsだったのが)』『QE観測再浮上』『QT緩める観測も再浮上』)。
&米2年債/10年債の逆イールドが縮小してきた(まだ逆イールドだが。金利が大幅下落(買)なので、イールドカーブもマシになった)。
→∴景気が良い方向へと。
&流動性資金問題も解決される方向に。
→∴「FRBが金融引き締めの手を緩める」となれば、2009年リーマンショック後に同じ手法で株式市場が急騰した相場と似てくるか。
…米雇用統計、CPIは市場予想通りだったが、8ヵ月連続で下落しているので(∴市場予想は『3月FOMCは0.25%利上げの予想通りか』)。
&「SVB+クレスイ」で「3月FOMCでは利上げしない」確率が高まった昨夜なので。
→∴「米国債金利の下落(買)は、好感はできないが(悪い買われ方なので)、今回で金融関係が”締まった”ので、時間かからずに景気敏感株とハイテク株は上昇してくると見ている」とホリコさん。(『銀行株・金融株(生保とか)は怪しいが』とも)
…今回の材料は、売るところではない。(リーマンショック時はジャンクローン債券の価値が半減したが。銀行は”長短金利差”で儲けているので、今回の件は満期まで持っていれば無事に帰ってくるので)
…米住宅の粘着的インフレ、なかなか鎮静化の数値が出てこないが。(歴史的には”景気減速後1年半”でインフレ鎮静は織り込まれてくるのに)
→しかし、家賃は下落してきている。
→なのにマーケットに織り込まれない。
※BEIに働くoilは「oil価格は⇓と見ている。∴BEIは下落していくと見られる」(も、サウジは昨日に『減産維持(増産はしない)』との声明を出している)
よろしくお願いいたします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます