おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- NYホリコさん。
…5月議事要旨で、従来のタカ的「急速な利上げペース」としていたところを「”ペースダウンさせる”と読み取れた」というマーケットの受け止め、からの昨夜NYの上昇へと。
…「大インフレだ!」というFRBの号砲の元で、4月辺りに米10年債利回りは3%をつけたが、直近では2.73%らへんをダラダラ(『インフレ上昇!』よりも、その副作用である景気後退をマーケットは懸念しての、米長期国債買いへと向かったため)。&MBS売却(QTで)のヘッジとしての買いも?
※昨夜のMX.WORLD MARKETZ:近藤さんは、「2.73%らへんで定着しているのは、今は5月FOMCと6月FOMCの間でスケジュール的に大きく動けない為。なので、”ベア相場的短期勝負のやり方”で『少しでも稼げたらすぐ逃げる』を繰り返しているヘッジファンド」と。株も同じく。
「利上げによって米景気は頭打ちとなるが、FF金利(政策金利)が4%となれば米雇用も更に上向きとなっていくので、『景気後退懸念で下がっていく』という相場は今だけ。CPIも10%になることはないので(今8%)。FRBは『インフレ退治による景気減速は、当然の副作用』と思っているし(FRBの理想は①6月7月に各0.25%利上げ②9月は据え置き、と見ている)」
→「8月はFOMC無し・11/8中間選挙」を踏まえると、11/2FOMCでの利上げは直前過ぎてやりにくいので、∴ヘッジファンドは7月勝負となる。
→QT(BSの縮小幅)が、中立金利(パウエルは『程遠い』と言っている。も、必ずそこまで行くはず(2.4%か))に含まれるのかどうかに要注意!
…ウォルマートetc. 米小売りの在庫が大変なことになっている今(在庫が24~44%増加と各社積み増しすぎな今)。
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- 「インフレだ!安いうちに買っておこう」という庶民の心理を先読みして在庫を増やしたが、庶民は「(高くて)買わない」という選択をした
- 人を雇い過ぎた(コスト⇑)
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→∴「これから在庫消化へと向かう」とマーケットは見て、景気・金利は素直に反応し始めた。
…FRBの「穏やかに50bps」路線(『75bps利上げは無い』がマーケットに浸透中)&「もしかしたら利下げ」が見えてきた。
「これはもう勝負がついた(先週金曜で)」とホリコさん。しばらくは4月半ばの水準で継続していくと見ているも、ダブルボトムを形成したので、
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- インフレはピークアウト確実
- インフレ率も下がってきた(雇用や原油で。原油は、ロシアが”西側”以外に売っているので、時間をかければ下落方向へ行くとみている(西側に又売りしてるし))
- 昨夜NYは、株⇑なのに債券金利は上昇しなかった。月末リバランスで債券金利を見ての、株のところに戻ってきた形(将来的不安は無い、と見ての)。
- SNAPの下方修正でも荒れなかった。
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→∴”とりあえず”底は付けた、と。
…米は来週(月)休場、3連休で取引も薄くなるので(ポジション持ちたくない人が多いので)、需給要因での買いが入れば(年金とか)上昇しやすい。
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- 狙い目はハイテク(ナス)
- ダメなのはエネルギー・小売(上昇余地が無いか)
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…CISが「米30年国債が単価80を切ったら買う」と以前言っていたが。
よろしくお願いいたします。