おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- ”GX"(グリーントランスフォーメーション)で、産油国5ヵ国の政府系ファンドがリスク資産投資を余儀なくされている今。
…石油収入が無くなってくるのがもう目に見えているので、AIやビッグデータなどを取り入れてレバレッジ取引をしている産油国の政府系ファンド。サウジは投資資金を5年後に510兆$規模に増やす、としています(荒)。
…米金利上昇で円高方向へ行ったけれども、引けにかけ戻ってきたNYのドル円。
今日は1月最終営業日で、月末フローが失われ&材料にも乏しく、動きは限定的と見る向きが多いですが(”米株売り⇒ドル売り、日本株買い⇒円買い”なここ最近)。
春節に入った中国では、①人の移動が大きくなっている(コロナ再拡大の懸念から、当局が抑えようとしているにも関わらず)、②外国人投資家が中国マーケットから投資資金を引き上げた昨日(春節で?)。昨日の上海総合指数が3週間ぶりの安値を付けた事(5年1ヵ月ぶりの高値をここ連日でつけていた上海。終値3505.18(⇓68.16)etc. 今日の日本はその資金流入での反発と)。
為替は、ゲームチェンジは当分なく膠着が強く、狭いレンジで動くと見られる。
…米GDP速報値は11年ぶりのマイナス成長となりましたが(しかし、個人消費はプラス2.5%)。
ロビンフッダー相手のネット証券が揃ってゲームストップetc. の銘柄の取引制限を行いましたが(一時⇓45%)、速報で29日に取引制限を限定的に解除する、と流れていました(追証額を引き上げるetc. )。「取引停止」での今日の上昇だったので、「解除」はマイナス材料?
コロナによって、レイオフではなく雇用etc. をカットしたので、生産性や利益が上がっている今の米企業業績。FRBの金融緩和政策も継続するとパウエルが昨日言い切ったので、来期GDPは更に回復、経済は持ち直すと見る向き多し。コロナ前水準に戻るかどうか。
…先進国の債務がGDP比124%に(日本はワースト1位で258%。一昨年比で更に上昇している)。それでも”出口政策は時期尚早”と言い切ったパウエルさんなので安心???
カリスマと言われている、パリハピティヤさん(日本で言う”義賊”的な意味らしい)主導での今回のショートスクイーズは、金融システムへの強烈な疑問・怒り・不安からのアクションだった & にわか投資家の「もう買える株が無い!」というここ最近の高値からのストレスでの相乗り、での事件だった。米当局がどう対処していくか(定義が明確でないので難しい)、煙はまだ燻っています。2番煎じに注意。
…米個人所得、個人支出が今夜発表です。日本は月末で色々経済指標が出てくるので、”国内の半導体の強さの広がり”(恩恵の波及etc. )の動向に注目。
「今後5~10年は、TSMC(台湾)、サムスン(韓国)、SMIC(中国)が更に半導体マーケットで伸びてくるので、電子部品を納入しているアドバン、東エレク、信越化etc. の高機能半導体が強い、と大和証券:石黒さん。
一方、汎用品の需要は減少する、とも。あと、オイルマネーが来るとも。日本に。断言してました。
…株の私設取引所を3月に新設すると発表
⇒SBIと三井住友FGが(「時間外でも取引可能にする」と。去年、戦略的提携を結んでいる2社)。去年10/1の東証システムトラブルでの取引所閉鎖で、代替マーケットが必要、と議論されていました。
よろしくお願いいたします。