暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#148

2021-01-29 08:48:39 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • ”GX"(グリーントランスフォーメーション)で、産油国5ヵ国の政府系ファンドがリスク資産投資を余儀なくされている今。

…石油収入が無くなってくるのがもう目に見えているので、AIやビッグデータなどを取り入れてレバレッジ取引をしている産油国の政府系ファンド。サウジは投資資金を5年後に510兆$規模に増やす、としています(荒)。

…米金利上昇で円高方向へ行ったけれども、引けにかけ戻ってきたNYのドル円。

今日は1月最終営業日で、月末フローが失われ&材料にも乏しく、動きは限定的と見る向きが多いですが(”米株売り⇒ドル売り、日本株買い⇒円買い”なここ最近)。

春節に入った中国では、①人の移動が大きくなっている(コロナ再拡大の懸念から、当局が抑えようとしているにも関わらず)、②外国人投資家が中国マーケットから投資資金を引き上げた昨日(春節で?)。昨日の上海総合指数が3週間ぶりの安値を付けた事(5年1ヵ月ぶりの高値をここ連日でつけていた上海。終値3505.18(⇓68.16)etc. 今日の日本はその資金流入での反発と)。

為替は、ゲームチェンジは当分なく膠着が強く、狭いレンジで動くと見られる。

…米GDP速報値は11年ぶりのマイナス成長となりましたが(しかし、個人消費はプラス2.5%)。

ロビンフッダー相手のネット証券が揃ってゲームストップetc. の銘柄の取引制限を行いましたが(一時⇓45%)、速報で29日に取引制限を限定的に解除する、と流れていました(追証額を引き上げるetc. )。「取引停止」での今日の上昇だったので、「解除」はマイナス材料?

コロナによって、レイオフではなく雇用etc. をカットしたので、生産性や利益が上がっている今の米企業業績。FRBの金融緩和政策も継続するとパウエルが昨日言い切ったので、来期GDPは更に回復、経済は持ち直すと見る向き多し。コロナ前水準に戻るかどうか。

…先進国の債務がGDP比124%に(日本はワースト1位で258%。一昨年比で更に上昇している)。それでも”出口政策は時期尚早”と言い切ったパウエルさんなので安心???

カリスマと言われている、パリハピティヤさん(日本で言う”義賊”的な意味らしい)主導での今回のショートスクイーズは、金融システムへの強烈な疑問・怒り・不安からのアクションだった  & にわか投資家の「もう買える株が無い!」というここ最近の高値からのストレスでの相乗り、での事件だった。米当局がどう対処していくか(定義が明確でないので難しい)、煙はまだ燻っています。2番煎じに注意。

…米個人所得、個人支出が今夜発表です。日本は月末で色々経済指標が出てくるので、”国内の半導体の強さの広がり”(恩恵の波及etc. )の動向に注目。

「今後5~10年は、TSMC(台湾)、サムスン(韓国)、SMIC(中国)が更に半導体マーケットで伸びてくるので、電子部品を納入しているアドバン、東エレク、信越化etc. の高機能半導体が強い、と大和証券:石黒さん。

一方、汎用品の需要は減少する、とも。あと、オイルマネーが来るとも。日本に。断言してました。

…株の私設取引所を3月に新設すると発表

⇒SBIと三井住友FGが(「時間外でも取引可能にする」と。去年、戦略的提携を結んでいる2社)。去年10/1の東証システムトラブルでの取引所閉鎖で、代替マーケットが必要、と議論されていました。

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#147

2021-01-28 18:19:13 | 日記

こんばんは。

 

<気になる材料>

  • フェアラインパートナーズ:堀川さん 1/28(13:30~)MX

VIX急騰。今回はショートスクイーズが因のVIX上昇だったが、3ヵ月に一度、ピッと上がる(前回は11月初旬に40%近くまで上昇)。

⇒今回、丁度丸3ヵ月たつ。(「調整3か月」単位での仕手筋が居る?)

⇒「40%でピークアウト」が続いている。

⇒しかし、このまま更に50,60⇑とはならないと見る。

⇒底27000より下は無いと見る。

⇒故に「2月SQ前の波乱が早めに来ただけ」

 

 

 

 

※1週間程前から使用していたワード「ペーパリング」ですが、正しくは「テーパリング」でした。

よろしくお願いいたします。


株価予想日記#146

2021-01-28 08:22:26 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • !! VIX:37.21(⇑14.19 ⇑61.6%)。VXN:37.04(⇑7.84 ⇑26.9%)。ショートスクイーズでのリスクオフ。パウエルは「経済戻っても低金利を続ける」と。

…昨日のMXのマーケット情報では、信頼している三井住友の宇野さん「ペーパリングという材料を今持ち出してきているのは、マーケットを下落させたい仕手筋。単なる”ステルスペーパリング”にすぎない」と言い切っていました。今日未明のパウエル会見でも「ペーパリングには程遠い」と言及。ペーパリングに対して不快的なニュアンスが含まれていました。

…ゲームストップやAMCにショートスクイーズが仕掛けられ、リスクオフムードが広がっている最近のNYのマーケットですが。今日のNYをまとめると、

          1. ”ワクチンがなかなか普及しないこと”がマーケットの不安材料となってきた。
          2. パウエル会見では「インフレ率目標達成・雇用回復には程遠い今。量的緩和の”出口政策”は時期尚早」と。
          3. ⇑2で、今までの「中長期的な金融緩和」といういつものフレーズから、「中期的」という文言を取り除いたパウエル(=長期的に取り組む)。
          4. ⇑3で、パウエルさんの会見中にマーケットは更に急落。「金融緩和続けていく」も、「今のマーケットのバブル的急上昇は、FRBが執っているジャブジャブ金融政策のせいではない」と発言し⇒マーケットは更に下落加速へと(&「バブルのモニタリングを始める」としたが、「金利が低いのでバブルの過熱は無い」、しかし「今は買われすぎ」とも。苦しい弁明パウエルでした)。

そして、今後の見通しは、

          • 大和証券NY「下落は短期的で、落ち着きを取り戻すだろう」
          • 三菱UFJ銀行:今の急角度な価格形成は「バブル」と見ている。「根拠なき上昇」。
          • インベストメント福永さん:マーケットはバブルを強く意識している。今日のマーケット下落でも1%を維持している10年債金利なので、割高意識⇒”短期調整”では済まない。ショートスクイーズがザワついている今。“空売り比率”(上昇すると株価下落、低下すると株価上昇)をこまめにチェックしたほうが良い、ともインベストメントの福永さん。空売り比率が高まっている直近で危険、と。

…為替。リスクオフムードでの$買い(去年の3月っぽい)。104円台へと。今日は底堅くリスクオフドル買いで推移すると見ていた日生アセットマネジメントの松波さん。見方がコロコロ変わりますが、”リスクオンでの$買い”傾向が弱まっている直近。米経験則的には2月は”株一旦下落”(3月は”去る”、5月は”sell in May”)、”リスクオフでのドル高”。FRBのインフレ目標2%は、上昇余地はもう無く、故に実質金利が下がりにくくなった今です。&名目金利も下がり、米GDPと10年債金利とISM製造業景況感指数は上向く可能性が高いとも見られており、年央に向け105方向へと。

…時間外での発表のappleの去年10-12月期決算は過去最高益となったそう。初めての1000億ドル突破。iPhoneシリーズの売り上げが市場予想を大きく上回り、17%増。iPhone12シリーズが特に好調での、純利278億ドル(約3兆円)。しかし、株価は小動き。すべて織り込み済み。

…米ボーイングの決算。737MAXの相次ぐ事故での不飛&コロナで、1.2兆の過去最大の赤字となったが、EUが「737MAXの飛行を認める」と表明した今日。

 

 

 

 

 


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株価予想日記#145

2021-01-27 08:49:31 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • ファーウェイへの禁輸継続を示唆した米。「あらゆる手段を使い、中国から米通信を守る」と。

…米商務長官候補のレモンドさんは、ファーウェイに言及。かつ、「中国の貿易不公正慣行にも強い姿勢をとっていく」とも。昨夜には中国当局が1兆円規模の公的資金注入をした、というニュースもありました(MXTV)。「為替介入はしてはいけない」と世界に(中国に)牽制したイエレンさんに、ケンカを売った中国。

中国共産党機関紙系の”環球時報”に、「軍用機が台湾上空を飛ぶようになる日はそう遠くはない」という脅迫まがいの記事が載った、というニュース。米を牽制してる中国な今。2/1~施行の中国の海警法では、「外国の船舶に対し、武器の使用を認める」という内容。南シナ海の権益維持のため。

…低金利で住宅の強さが変わらず続いている米。IMFでは21.10月の世界経済成長率見通しを上方修正しました(しかし、前年比では⇓)。21年には+4%とも。

バイデン新政権が経済対策に対し、

          1. 早期(”100日政策”と掲げています。遅くとも7月までに)に、早いタイミング&ペースで経済対策をやっていけるか。
          2. 掲げた1.9兆$規模での財政支出を遂行できるか(共和党ストッパーに負けてしまわないか)

⇒もし先送りされたりすれば、下落材料になると見られています。1.9兆$が実行となれば、景気敏感株にシフトしてくると。しかし、ネックとなるのは金利上昇(”金利上昇のペース・速度”が要。急上昇だと下落因)。

…しかし、ワクチン接種の進捗度がマーケットの材料になってきつつある今。日生基礎研のヤジマさんは今朝のモーサテで、

「日本は海外に比べ経済の立ち上がりが遅れている(設備投資が低迷してきている今)。今後はワクチン接種進捗度がキーとなる(緊急事態宣言も、経済損失が来年以降加速してくると見るので、できるだけ早めに切り上げることが大事)」

日本では、高齢者からワクチンを打ち始めないと次の一般人の接種が始められないので(故に、経済の回復が遅れるという事)、ファイザーワクチンの本数確保が難しい現況では自民党内からも支持率低下による「スガ降ろし」が出てくると見られています。故に、政局不安へと繋がるか?

…中国の「一帯一路政策」でも、再生可能エネルギーへの投資増加(中国は風力・太陽光に注力している)な今。しかし、石炭火力発電にも歯止めがかからない中国。

…「ブラックロックが投資先に対して、ネットゼロ対策を開示しろ、とした」というニュース。開示しなければ、株主総会で反対票を投じる、との脅かしもあり。投資先へ脱炭素計画を求めたBR。今後は二酸化炭素排出効果も提出させるようになってくるとも見られています。故に、投資家はこの流れに付いて行かないと、乗り遅れてしまうだろう、とも。(中国が風力・太陽光に注力しているので、洋上風力建設時に必須なシップ船を持っている五洋建設が気になります(12/3の836円を下回れば))

…伊コンテ首相の辞任で、ユーロは売り圧力な今。新連立を組み再組閣すると見られています。

<ドルインデックスのドル売り圧力が弱まっている今>⇐ユーロに売り材料が出てきたため。

            1. EU圏で高まってきた景気後退リスク
            2. 伊の政局不安(コンテ首相の辞任)

で、10年国債スプレッドが高まっている今(急上昇)。⇒故に、短期的に売り調整入ると見られ、ドル高、と野村証券。

…給与のデジタル支払い(スマホの決済アプリ支払い)を今春に政府は解禁する、と。銀行を介さない新しい給与支払い形態へと。

 

 

 

 

 


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株価予想日記#144

2021-01-26 09:02:37 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 米2年債入札が堅調だったNY(民主党案の”1.9兆$規模の財政巨額出動”が、”共和党によるストッパーがかかり縮小される”と見ての、「秩序守られる」という安心から)。物色対象はITに移っている今。ビットコイン先物は引けにかけ急落。

…昨夜のNYは、手数料無料のネット証券売買トラブル & 製薬大手メルクがコロナワクチン開発から撤退、からの米経済不透明感が広がり。etc. で、午前はダウ混乱から売りが加速しましたが、引けにかけて戻して3日連続の史上最高値となりました(ビックテックの決算期待から)。

        • VXN:28.73 ⇑0.66 ⇑2.3%
        • SKEW:145.56 ⇑0.01
        • ダウ:30960 ⇓36
        • ナスダック:13635 ⇑92
        • SP500:3855 ⇑13
        • 米10年国債:1.033 ⇓0.058
        • 米2年国債:0.120 ⇓0.004
        • WTI:52.77 ⇑0.5
        • NY金:1855.2 ⇓1.0
        • LME銅:7997.50 ⇓24.0 ⇓0.30%

…今日の日経新聞1面にもあったように、”脱炭素”で銘柄選別が激しくなってきている今。今朝のモーサテでも、BNPパリバの中空さんが下記のようにまとめていました。

今後の米社債etc. 米クレジットマーケットにおけるリスクは3つ。

          1. 社債償還スケジュール:今年の償還額がかなり多いことがリスク。これまではデフォルト危機となれば政府が補填していたが、多額が待ち受けている今年はフォローしきれるのか?
          2. 米国債デフォルト懸念:今夏に再浮上。⇐7月に債務上限 & トランプ置土産の「7月までしか財政出動できない」
          3. セクター選別が厳しくなってくる今後。

Ⓐグリーン補助の出る企業は安泰

                  • 自動車・自動車部品
                  • 小売
                  • 公共事業
                  • 素材

Ⓑネガティブ企業はクレジットリスクが上昇してくる(減収減益・格下げ)。

                  • ヘルスケア…薬価規制・健保改正
                  • 銀行…米SEC委員長、消費者金融保護局長らTopに民主強硬派人物(ウォーレン側)が着任した
                  • テクノロジー…プラットフォームの法的保護の改定
                  • 通信…GAFAM監視強化・M&A規制

⇒故に業績下押し圧力へと ⇒バイデン政権で収益減 ⇒格下げ懸念 ⇒クレジットリスクへと懸念が移ってくるので、バイデンの政策には注意が必要!

…昨夜、ECBは気候変動の専門部署を今年の早い時期に設置するとしていました。&「ECBの自己資金をBISの環境ファンド(⇐胴元か)に投資して、気候変動対応資金を作る」とも。ラガルドさんは「気候変動はあらゆる政策に影響を及ぼすので」として。「気候変動対策なくして経営は成り立たない」とも。グリーンボンド債へ各国中央銀行の介入があるかチェック。

今回のECBは重要な本質に言及した。「気候変動なくして、”EU”の経営は成り立たない」 = グリーンボンド債が盛り上がらなければ、EUの勢いは縮小してしまう = ユーロ安

…習近平。ダボス関連のオンライン会合で、バイデン新政権を牽制していました(登壇の順番をトップバッターにこだわった習近平)。

「国際協調が必要」としたが、米が台湾支援姿勢なことに対して「台湾は中国の一部であり、台湾に余計な吹聴をするな」的なことや、「米は対中国制裁・内政干渉をせずに、対話で解決すべきだ」とも。

今朝のロイター記事には ”米新政権、中国に「戦略的忍耐」で対応、企業規制解除は慎重” というものがありました。「今後数週間以内に議会や同盟国と、中国の安全保障・繁栄・価値観に対する”大きな挑戦”、中国国内での習近平の権威主義etc. これらに我々も新たなアプローチが必要だ」と、米ホワイトハウスのサキ報道官発言(しかし、トランプが導入した対中規制措置は見直し、「ハイテク製品の対中輸出を規制する際は同盟国と強調するように」とも)。

 

  • 中国関連ニュース…中国当局は対内投資を4割増へ⇒対米投資は半減させている。

①エバーグランデ…大手不動産開発系のEV企業(恒大集団)。増資が好感され株価が6割上昇。しかし、不安要素が2つ。

          1. 新車の納入が、今年後半からしかできない
          2. 親会社の資金力に問題あり(FP報道)…恒大集団は13兆円の負債を抱えており、”世界最大の負債企業”として有名。

⇒故に、エバーグランデの利益の大半が親会社に吸収されることに。

⇒今の中国は負債企業でも簡単に巨額の資金を調達できてしまうので、「対中国の投資家心理は正常ではない」とFP通信。

②バイデン新大統領は、米製造業強化へ大統領令を出した、という報道。「国民の税金は、国の再建のために使う」と。

「米産(Made in USA)として、”国内調達率”を高める為の専門の部署を立ち上げる」と表明。

Ⓐ米国内での米製品購入率を上げる為

Ⓑ雇用を回復させるため

③三菱モルガン・スタンレー証券の植野さん

「米中対立は激しくなっていくだろう。人民元は米ドルに対しコントロールされている今(介入中)。イエレンさんはこの中国による介入を牽制したので、これから問題になっていくと見られる(しかし、現段階では元高で問題はなく)。再び元高になった時に中国当局による介入があった場合には、バトルになる可能性有り」と。

 

 

 

 

 

 


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