おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 米・反トラスト法に関する公聴会。GAFAは「正当な行為」と主張、議会は巣ごもり需要恩恵によるGAFA株価⇑を追求。
…追求前日に証言を公言するなど、巧みなGAFA首脳陣。悪材料は出ず、ナスダックも反発(⇑140)。毎日値幅が振れすぎるナスダック。議会の追及背景には、過去に巨大企業(石油、通信)を分化して権力を潰した成果があるので、今回も潰したい?イルミには不都合なGAFA。
…FOMC。結論としては「”先が見えてこない不安感”の方が勝っている」ととれたパウエル発言。「何かあれば支える」の一点張り。YCC(イールドカーブコントロール)議論にはならず(前回は「YCCは時期尚早」として無視、今回においては議論にもならなかった。「YCC検討」的な発言も皆無。)、金融緩和がきちんと成されているので、ツールとしては用意されているけれども、その必要はないとするFRB、とマーケットは捉えていた。
FRBは「YCC」を言葉にしないのは、3月らへんの「世界的米ドル不足」を避けるため(ドル高で金利が上昇してしまうことを避けるため)。インフレ2%超えを容認し(原油価格をワザとつり上げてくると見ている)、フォワードガイダンス(実質ゼロ金利)を提示することで、どっちにも転がさないスタンス。
…気になるのは中外製薬。海外での治験で改善が確認できなかったようだ。ロシュ傘下のイルミ系。IT、電子部品、薬品がトランプでもバイデンでも強いと見られているが、ボーイングが最終赤字2500億円とかの話題を見れば、やはりイルミ系(軍産複合企業)を大底で買っておいたほうが強いのかとも考える。中国ロシアチームの反イルミ勢力の動向も気になるが、印も政府調達系事案から中国企業を排除するとしたし、米豪チーム(ファイブアイズ+ファイブパワーズ)に日本・印も加える勢いだし。
何よりも、尖閣防衛に米軍が口を挟みだしてきた。過去最高に大挙して押し寄せている中国調査船団。8月下旬からさらにやってくるそう(中国の規制解除で)。
…あとは、カナダの「ショッピファイ」が売上高倍増で過去最高益を出したという話題。アドバイザー企業。時価総額も2倍に。
米ではアマゾンキラーと呼ばれていて、大手モールから乗り換えてくる人が大挙している今。こういう良心的創設者には、ずっと良心的で居てもらいたい。潰しにかかってくる存在がいると思うが、中国ロシアもイルミに潰されたくないと、頑張っている今なのだろうかとも思いがよぎる。
ただし、11月の大統領選で民主バイデンが勝てば、「もう元には戻らない」と見られている中国利権に群がっていくであろう米民主と世界。ソ連解体の時と同じことを今の中国共産党にしようとしている米。来年建国100年の中国の節目を潰しにかかると見られている。南沙諸島の暗礁を爆破する可能性が高い、と中国専門家。
…今夜の米GDP速報値が前期比大幅落ち込みなら、ワクチンに良い材料が出ても、今後金融機関に下押し圧力がかかってくると見ている。⇒貿易量もダウンで、金利・通貨も悪い上昇か。
…安定感なディフェンシブ株に買いが入っている新興市場。オンライン診療需要で医者のためのメドピアや、回線から見てNTTドコモはこれから(大容量の回線がオンライン診察需要にハマると見ている)。
<今日の始値予想>
・1482:米債ヘッジ:2529円
・1552:VIX短期:9900円
・1679:NYダウ:25100円
・2561:日本国債:2740円
よろしくお願いいたします。