おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。
〈今日の私的材料〉
- 3/30(木)MXストックボイス:ホリコさん。
…降って湧いたSVB(シリコンバレー銀行)問題での欧米発信用不安。も、米長期金利はこのところ低下傾向へと。(米10年債金利:3.565%(⇓0.002)、米2年債金利:4.101%(⇑0.039))
→∴借金が多い企業は今後株価⇓へと。
借金が無い企業(&キャッシュフローが潤沢)はこれから低金利の恩恵が来る。
→「去年の逆が来ると見ている(notバリュー株)」
バリュー株(借金多)や金融株(高金利じゃないとサヤがとれない)よりも、マーケットの資金は「(借金の無い)成長株」へ向かうと見ている。
…マーケットの先行指標である「半導体」と「住宅」。
米の半導体企業は、2021年終わり頃にはサプライチェーン問題(船が無い)&コロナで半導体が全く足りない状況にも関わらず、いち早く株価下落し始めた(2021.11/23だったか。最高値をつけた直後に急転直下だったナスダック(バークシャ・ハサウェイと見られている))
→も、マーケットは「必ず(”半導体周期は4-5年”というセオリーが通じない)反動がくる、ということを知っていて」
→「今のマーケットは、やっと在庫調整が終了した半導体企業を買っている」
→∴「半導体株と住宅(&住宅関連)が、これからの牽引役になると見ている」
…今回の”金融危機&信用不安”。(SVBら2行破綻とクレスイは、全くの別物)
2009年(リーマン時)の再来を懸念して、先手で①預金引き出し、②銀行との取引を辞める、etc. の動きが起こったが。しかし、米金融当局の素早い対応&個別の銀行の問題(小規模銀行)だったということで、「今後1-2ヵ月で収束すると見ている」。
も、マーケットの動きはこれからが本番。米当局は今回の対応で3500億$を出したので(市中にBFTPという形で。=FRBのBS(バランスシート)も再膨張な今)、∴この流動性資金がこれからマーケットに向かうと見られている。
今回のBTFP(FRBが民間銀行に資金大供給!!)は、1998年の「ロシア危機」時の対応に酷似。
慌ててFRBが市中(銀行)に資金供給したために、2000年の”ITバブル”という超バブル相場が勃発してしまった。
→「今回もソレと同様になると見ている」とホリコさん。
「約5億$がマーケットに向かう(&2022年の『怖くてMMF(マネー・マーケット・ファンド)に置いておいた』投機筋たちの残高も大きすぎる)ので、株式にとっては非常に望ましい相場がやってくると見ている」
…「いつの時代も、買い場は①マーケットが皆怖がっていて、②金利が低い時。→今!!」
”皆が怖がっているのに(センチメント弱いのに)、相場が上昇している時”。こういう時こそ”テクニカルを見る時”。(普段はテクニカルよりもマーケットのセンチメントを読むことの方が大切)
…来月は米の確定申告の月。
非課税の投資信託の資金が入ってくるので(税対策で)、重ねて、良いマーケットとなる因へと。
…「半導体」と「住宅」が先行指標。(も、住宅の数字は遅効性)
①UBSについて「クレディスイスの買収を指揮するため、UBSの元CEOが復帰する」との報道を受け、マーケットは好感。→∴マーケット⇑=住宅も⇑へと。
②昨日引け後、マイクロンテクノロジーがF2Q決算において「半導体のメモリー市場は最悪期を終了した(在庫調整終わった)」とし、今後のビット需要(BTC?)の改善を打ち出したことから、マーケットのセンチメントは回復。~野村
よろしくお願いいたします。
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