おはようございます。
<気になる材料>
- ホリコさん。
…米10年債利回り:7月が底だったが(1.2%切)、今日は一時1.55%台まで上昇。
⇒直近の米株上昇も、米長期金利が急上昇的だったのに無理して付いて行っただけなので、その”無理した分”の調整での下げだったと見られている。
⇒”インフレ”を「FRBはまだ”インフレ期待”だと受け取る、”一時的”を貫き通す」と見ていたマーケットだったが故に。⇒昨夜の討論会で、パウエルは「スタグフレーション化」を懸念・示唆し始めた。
…PERが冴えない今の米株。
グロース⇒バリューへと資金流出。も、バリューは既に頭打ちと見られるので、今のナスダックの下げは、金利に敏感に反応しているだけ。
∴10年債金利が落ち着きさえすれば(11月FOMCで”テーパー開始”のサインが出れば?)、ナスダック・テクノロジーの方が上昇余地ある、とも。
…バイデンの3.5兆$インフラ法案の中身が、最近おかしくなってきた。
ここにきて規模が最大化。賛成とは言えない、変な法案(インフラ設備とは関係のない法案)が増えてきた、と。例⇓
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- 含み益に課税
- 「税務調査を大幅に増やす」とした
- キャピタルゲインの率を⇑へ
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これが、直近の10年債金利の上昇の因となっていると見られている。
(今までは財政中立スタンスのバイデンだったのに、なぜ今インフラとは関係のないものを通そうとするのか?⇒「それをやると”資本主義”がおかしくなるので、共和党が反対するのも当然」とホリコさん)
※イエレンさん「10/18らへんに債務上限到達。経済壊滅」と。茶番劇。
…「11月からテーパリング開始」の影響は?
⇒債券マーケットの心理的影響で、一旦は売られると見る今。も、10年債利回りの「2%超え」の可能性は低い。(BEI:2.3%で、動いていない今)
⇒∴10年債利回り1.23~1.7%が居心地良いレンジ。
…SP500。2020年11月以降、”5%以上の調整”が全くない。⇒もし調整があれば、「ごく健全」なので、すぐに押し目が入ると見られる。
…今の金利上昇(スピード違反気味で、不透明感MAX)。
住宅市場危機ではなく、”レバレッジ効かせたもの勝ち”な雰囲気。
⇒∴挑戦的不透明感⇑。(これは、昨夜のWORLD MARKETZで近藤さんと渡辺さんも仰っていました)
…ホワイトハウスの債務上限とか政府封鎖とか、諸々。
解決すれば再び上昇へと。もし仮にバブルの崩壊があるとすれば、「思いっきり上がってから急激に下落となるだろう」ともホリコさん。でも「まだバブルではない」とホリコさん。
(「ようやくバブルの成熟期に入ったばかり」との意見も)
よろしくお願い致します。