おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- NYで新たな変異ウイルス拡大中。「E484K」の遺伝子変異ウイルス。⇐ワクチン効果が弱まると見られています。(※「E484K」の新たな変異ウイルスは、コロンビア大学etc. の2つのグループが研究・発表しているが、まだ正式な論文としては公表されていないとのこと。しかし、「事実」であることが確認されている(1142サンプル中12%で検出)。NYでは感染率が先週ピークを迎えたと見られているが、今週に入り鈍化しているので、まだまだコロナ材料には要注意。)
…半導体のチップ不足から、テスラが基幹工場で「モデル3」を2週間生産停止すると発表 & 米長期金利の急ピッチ上昇(1.5%を超えてきた。一時1.61%) & 7年債入札不調 & 高PER株が売られ。
地区連銀総裁たちの発言「金利上昇は妥当な反応。FRBの対応は必要ない」というコメントが相次ぎ、からの、マーケットは「金利上昇を認めている当局」と受け止めての金利上昇加速の今日(=しばらくは利上げ無い)。
⇒故に、金利上昇からの、世界で株価が大幅安となりました(上海は押し目買戻しが入っていた昨日)。「今後、グロースの投げ売りに要注意」と、野村グループの草田さん。
来週のISM・ベージュブックが、更なる金利上昇へと繋がると見られているので、今日の個人所得・消費支出、来週のISM・ベージュブックetc. 経済指標には要注意!
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- SKEW :142.07 (⇑3.55 ⇑2.56%)
- VIX :29.39 (⇑8.0 ⇑35%)
- VXN :36.16 (⇑7.49 ⇑26%)
- ラッセル2000:2200 (⇓84)
- SOX :2999 (⇓184 ⇓6%)
- アメックス :2649 (⇓75 ⇓2.8%)
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…パウエルFRB議長の”インフレに向き合わない姿勢”を批判していたFT。「危険な対応」と。
「利上げは今後3年間は無い」とのパウエルの発言で、ここ2-3日米金利は急ピッチで上昇。民主のヘリコプターマネーで、BTC⇑や、SPACへの投資も⇑ etc. マーケットを混乱させている今。
この「2-3年は利上げはしない」とのパウエル発言は、インフレとなった場合にFRBが早期のテーパリング利上をするとなれば、マーケットの批判を浴びることになるだろう、と。⇒故に、「金利上昇速度」から「FRBがインフレを認める時期がいつなのか」に注目が移ってきている。
パウエルさんがインフレを牽制し始める時期に注目(すれば、マーケット⇓) ⇒ 3月のFOMCと見る参加者多数 ⇒ 故に、「年央が天井」というマーケットの見方が、「3~4月が天井」論に変わり始めている今。「”全雇用”まで金融緩和を続ける」としているパウエルさんだが、個人の資産バブル(預貯金⇑)には注意を払う、と明言している。気になるのは、今日のNYの5年債利回りが36%上昇の0.817%だったこと(10年債は10%上昇)。これは、政策金利を上げざるを得ないのでは。
…今朝のモーサテ:ニッセイ基礎研のヤジマさんをまるっと。
《コロナ》
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- 日本では波は3回あった
- ワクチンが入手できない今の日本の実情
- 「秋に第4波」論。確実に来る。しかし、その前に”春先のイベント(卒業・入学etc. )での感染拡大が来ると見られている今。⇒「やんわり抑える」ができるかどうか。
- 来年度もウイルス拡大が起これば、確実に賃金・ボーナスは落ちてくると見る(「10万円給付」が来年度出てくれば、外国人資金が更に入ってくる?)。
- 河野行革・ワクチン大臣「ワクチンの需給のバランスが悪い」
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⇒ここ数年、外国人投資家の注目とはならなかった日本株・日銀の政策だが。現況、”日本がワクチンを入手できない(=景気回復が見込めない)という材料”に外国人の注目が集まっている。
⇒故に、日銀の手腕に注目な今。
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- 日銀によるETF買い(ETF買いが直近で入らないのは、買いの対象である浮動株の少なさに因がある、との見方が強い)
- YCC(ゼロ金利政策)
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などの金融緩和を出しながら、
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- 直近の金利上昇地合いをどう対処していくか。
- 金利変動幅をどうするか
- ESG投資に着手するかどうか(日銀がESG銘柄・債を買っていかないと、誰も買いを入れ始めない。不安要素の多いマーケットなので)
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をどうするのか。
急ピッチの金利上昇を、日銀は容認するのかどうか(上昇中な今)。外国人に「容認する」と受け止められれば、日本マーケットは売りへと。
⇒故に、3月の日銀政策決定会合時の「金融政策の”点検”」が非常に非常に重要になってくる、と。注目が集まっている「点検」。
…日本の長期金利も上昇中(米連れ高で)。
…米1月の個人所得・個人消費支出が今夜にあります、注目。個人の資産・貯金を注視しているパウエルさん。
よろしくお願いいたします。