おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- みずほ=バイデン推し。マネックス他、多勢は「トランプ有利」と。故に、不確定要素からの混乱は10月一杯続く、と。⇒新大統領決定が年末年始にもつれこむ事を織り込み始めてきたマーケット。⇒故に、最近”トリプル安”・”トリプル高”の偏ったマーケットが多いのはこのせい。
…今日のAMに控えているTV討論会(AM10:00頃からと見られている)。バイデンがトランプ口勢にスマートに対処できるか、が注目(”高齢だから駄目だ”と思われる素振りの有無にマーケットは注目している)。トランプは納税疑惑が足を引っ張ると見られている。⇐民主の攻撃ポイント。しかし、ここ2~3日のマーケットの上昇は、トランプ勝利を織り込んでの上昇。上院での失業保険特別給付での追加対策で、民主党が予算提示額を減額し歩み寄りを見せたことがマーケットで好感されていましたが。今週に決定合意がなければ、大統領選後に持ち越される確率が高いと見られていました。今日はTV討論会でのダウ先で振れ幅大きいと見られ、荒れる、とも。昨日のユーロ高は実需買いだったそう。
…原油は3%の急落。新型コロナでの世界死者数が累計100万人を超えてきたことから、原油需要が減る、と見られての下落。WHOは印・北米・中南米での1日の新規感染者数が5000人を超えてきたことや欧州での再拡大を踏まえ「今後、世界の新型コロナによる死者数は200万人を超えるだろう」とも予測。GOLDは1週間ぶりの反発。
…米JPモルガンが、貴金属取引を行っていた事が発覚したというニュース。GOLDと銀の先物取引で、「客からの注文が入ったと見せかけての、すぐに売る」という”偽玉”手法。価格操作目的で。過去にもJPモルガンは外為取引で不正行為を働いた前科があり、その時はマーケットで執行猶予が付いた形となっていたそうだ。今回の制裁金は960億円。
…米マーケットでの新しい悪材料として、「レイオフ(一時解雇)が、恒久的解雇へと移行」している件数が増加の一途となっている事。今週後半(10/1~)の雇用指標、①ADP雇用、②新規失業保険申請件数、③米労働省発表の雇用統計、に注目。この先の米経済先行きが不透明になっており、回復が非常に怪しくなる、と。
…ポンドドルで、ドルの買戻し。ユーロドルで、ドルの売り。
…10月も⇑が続くかに注目!
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- 欧州復興債は本当に合意されるのか?⇒明日10/1からEU圏首脳会議がありますが。再1.17割れがあると見ているマーケット。
- 英欧のFTA合意がこじれている。10月内合意は無理とマーケットは見ている。
- 日本のスガノミクスに期待が集まっている。改革強硬で外国人のウケが良く、国債価格じり高傾向。しかし、ユーロドル次第なドル円と見られている。故に、ポンド円次第なユーロドル、でもある。
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(バイデンが勝利すると、高速道路、鉄道、通信、EV(電気自動車)、再生エネルギー(クリーンエネ)…等の銘柄が上昇すると見られていますが。法人税はすぐには上げない、とも。)
…日本国内のニュースで、外国人に注目されそうなものがありました。マクロ。「来年度予算の概算要求が100兆円超えに」
例年、8月末に予算案を〆切るも、今年は”金額未定”予算が相次いでいるという現状。概算では過去最大の32兆9895億円で、更に膨らむ可能性が高いとされている。7年連続での100兆超え。PCR検査拡充、地域外来センター拡充、オリンピック・パラリンピックにおける感染防止対策費etc. 明示されていない項目も多く残っており、100兆を超えるのは必至、とも。麻生財務相は「質の良い予算にしたい」と、外国人受けの悪いコメント(公費での資金注入を惜しまない的な、FRBのような潔さが皆無)。(※国債費は35兆円の予算)⇒でも今日は、TV討論があるのでリスクオフでの円高か。
よろしくお願いいたします。