森見登美彦の長編小説。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/9e/1d29b6640c5c37668605ecad17636cf7.jpg?1664675930)
同じキャラクターも出ています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/d7/38df7cfccbb68316916feb8124859f19.jpg?1664753734)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/d4/7319ee25ad7308fafb8454c7f8f75879.jpg?1664753751)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/4d/6e72cd2f87c11aea41c7ae90755fd092.jpg?1664753764)
アニメ化、舞台化もされている。
この方は、刊行物は少ないのだけれども、「四畳半神話大系」や「有頂天家族」「ペンギンハイウェイ」など、アニメ化されている作品が多い。
コメディーなのだが、ちょっとSFが入っていたりでおそらく影響を受けた作品ご色濃く出ている。(初期の押井守や宮崎駿)
今回のアニメは、湯浅政明監督作品でみ四畳半神話大系」と同じです。
場所は(おそらく)京都大学周辺。
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同じキャラクターも出ています。
この人が好き。
自称「天狗」キセルの煙で鯉を泳がせたりする。変な一発芸をたくさん持っている。
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前後半で2部構成になっているが、通してのテーマは「黒髪の乙女」と「先輩」の恋が始まるまでの一夜。
前半は先輩カップルの結婚式2次会を抜け出し、夜の先斗町のお酒の世界に足を踏み出す黒髪の乙女とそれを追う先輩。
彼女はそこでさまざまな人に出会い、酒場特有の奇妙な盛り上がりと連帯感の中で李白と呼ばれる金貸しの老人と飲み比べをする。
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後半は子供の頃自分が持っていた
「ラタ・タ・タム」
を求めて鴨川納涼古本市を探しているとき、
神出鬼没な集団「韋駄天コタツ」とゲリラ演劇「偏屈王」
に出会い主演女優を務めることになる。
パンツ総番長の恋は実のか?
いや、先輩の「ナカメ作戦」は成就するのか?
原作の3部形式をうまく一晩の「一夜」にまとめて、とにかく歩き回る「黒髪の乙女」の話しにまとめたのはとてもうまい。
展開もスピーディー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/4d/6e72cd2f87c11aea41c7ae90755fd092.jpg?1664753764)
酒呑はこうでなくちゃ的な「そういうことあるね」という既視感と共に楽しい一夜を一緒に過ごせる大人の奇妙なコメディーとなっております。