新日本プロレスのファンとして

日曜日、IWGP戦の後、柴田が緊急搬送からの緊急手術だったそうた。クモ膜下？打撃などで頭を強く打ったことで出血が起きたというんだから、間違いなく試合の結果だろう。
先日は本間が緊急搬送されて手術をしたばかり。
そちらはこれからリハビリをして再起を目指すそうだ、が。

根本的な問題として、新日本プロレスはこれからもこういう試合を目指して行くんだろうか？

セミファイナルのIWGPjr戦でも、ヒロムがクシダをエプロンサイドから地上に投げて後頭部を強打したクシダはそのまま失神。
リングの上に上げてのカウントにはなったが、あれだってかなりヤバイ感じだった。

確かに俺たちファンも「ガチ」の試合に熱狂している部分はある。
しかし、本来格闘技ブームの中で棚橋がひたすらに草の根運動のように全国のファンの元を回って動員を増やして行ったファンは、こういう危険な試合を見て、もしく見たくて戻ってきた訳ではない。

客が増えて、やっと棚橋が見たかった光景になって、でも次々にスターレスラーが病院に搬送されて行く状態を、本当にファンは望んでいるだろうか？

「田口ジャパン」が最近やっている試合は決してそういうものではないが、客は物凄く楽しんでいる。

俺たちが見たいのは、本当にこんな危険が続くような試合なんだろうか？
マジの格闘技の試合なら、「ヤバイ」状態になる前に審判が止める。

プロレスはどうだ？

これ以上はヤバイとレフリーが判断しているか？
ヤバイ技を禁止しているか？