裏甘×辛 ドラマ、映画の感想

最近は映画の感想が多いです。
あとYouTubeの宣伝とか。

6月29日(木)のつぶやき その2

2017-06-30 05:09:44 | つぶやき

6月29日(木)のつぶやき その1

2017-06-30 05:09:43 | つぶやき

スケボー。1日目。16:30〜17:30

2017-06-28 19:34:50 | つぶやき
午前中の時点で、身体はバッキバキ。
プロテクターには助けられたが、腰や肩や指なんかのむき出しの部分は打ち身や捻挫。
46歳になってこんな怪我をすることなど、逆にそうないのだ。
そして使っていない筋肉が多かったのか、想像もしなかったところが痛む。
一度家に帰って、動画をおさらいする。
出来ない理由を一生懸命探す。

そうなんだ。見つからない。

コツなんかじゃないんだ。
いきなり自転車に乗ることは出来ない。
いきなり一輪車に乗ることは出来ない。
それと一緒なんだ。
と、そこで初めて気がついた。

遅いよねー。甘いよねー。

そして、心が折れるかと思いきや、沸々と闘志が湧いてきたのだ。
人に出来て、自分に出来ないことを認めたくはないのだ。
若い時は、認めたくないから挑戦しないこともあった。
しかし人生は思ったほど長くない。
突然終わることもある。
そう知ってから、挑戦することを諦めないことにしたのだ。
たとえスケボーに乗れるようになっても、何が変わることはないかもしれない。
でもさ、気持ち良さそうなのよ、スケボー。
楽しそうなのよ、滑れたら。

とにかく慣れるしかない。
一度自転車に乗れるようになれば、いつでも何度でも乗れる。そう、大昔に全然乗れなかったことなど覚えてないくらいに。普通に。
だからさ、何度もトライするしかないのさ。
たとえつかまり立ちでも、ヨロヨロでもかまわない。
最初なんだ、胸を張れ。
必ず滑れるようになる。そうしたら、そんな時のことなど笑っていられるさ。

そう思ったら居ても立ってもいられない。
急いで仕入れに仕込み。
なんとか開店前に時間を作って、今度は耐震岸壁にある「パーク」へ。
そう、釧路にはスケボー用の専用パークがあるのだ!



誰もいないパーク。
手首のプロテクターだけつけて再開。
またギッコンバッタンする。
ターンをする。
プッシュして転ぶ。
30分もしないうちに、ボードを持った若者が2人。
多分、子供。
「こんちはー」
と挨拶してくれたので、「こんちはー」と返す。
今日からボードを始めたこと、プッシュも出来ないことを伝える。
「そのボード乗ってみていいすか?」
いいよーと乗ってもらう。
シャー。
「あー、これ乗りにくいなー」
「Amazonで4千円くらいかな?」
「俺たちのは3万くらいかかってます」
「乗れるようになるまでこれでいいかと」
「形から入った方がいいすよ?」
「俺の乗ってみます?」
もう1人が板を貸してくれた。
ん。なんか軽くすべる。でも…
「なんか怖い」
「マジスカw」
「ネットとかでいろいろ調べていいの買った方がいいですよ」
と真面目にアドバイスをもらう。
結構細かくパーツのことを教えてくれた。
とてもいい子達だ。
そのあと少しだけ練習して、もう店を開ける時間になりそうだったので挨拶して帰ることにした。
「長く続けてください。大人も何人かいますけど、みんな1年くらいで辞めちゃうんで」
「わかった。頑張るわ」
さて、これでしばらく続けることは決まった。
1年で辞めたら、いやここで辞めたら他の大人と一緒だ。
ボードを愛する彼の気持ちに応えたい。

だからまず、俺はプッシュ出来るようにならねば。

スケボー。1日目。11:00〜0:00

2017-06-28 02:32:22 | つぶやき
この辺で、さすがに「30代からの〜」ではダメだと気付く。
で、「お膝は軽く曲げて下さいね〜」というフレーズが特徴の明らかに小学校低学年向けの基礎指導の動画にチェンジ!
基礎の基礎から始めることにした。

心の準備、右足をボードのテールに。
踏み込んでノーズをあげる。
上がったノーズに左足を置く。
体全体で地面に戻す。(これでやっと両足がボードの上に乗った状態)
たったこれだけを20分ほど。
それだって覚束無い。
そしてとても疲れる。
まだボードに安全に乗っただけなのに!

休憩。

これで辞めたくなる。
もういいんじゃないか?
だってこのままだと今日は「シャー」って滑れないぜ?

葛藤。

こころを奮い立たせる。
まだ誰にも言ってないけど、だからって辞められるか?
スケボー滑られないまま終わるのか?

心の準備、同じことの繰り返し。膝は軽く曲げる。

飽きては来る。それはそうだ、もう30分は上げたり降ろしたりだけだ。それも覚束無いんだが。
そうだ、この状態からターンの練習だ。
上半身を先に回し、目線は先に。
腰から下は後でついて来る。

「クルン」

これは意外とできた。が、思うようには回れない。
例えば180度回れない。90度の時もあれば45度の時もある。
チックタックという技のためには、おそらく45度をコンスタンスに左右に回す必要がある。
正面側(右側)はなんとかなるけど、後ろ側(左側)は全然ダメ。
もう転ぶことはなくなったが、それでもボードに乗り続けることはできない。

休憩。

また葛藤。葛藤。葛藤。(心は辞めたがっている)
しかし意外とあちこち痛い身体がやりたがる。
新しいことをやりたがっている。
よし、今度は「シャー」まではいかなくても、「ソロー」っと前に出てみよう。

休憩終わり。
心の準備。膝は軽く曲げる。(左手は軽く添えるだけ、的な気持ちになってくる)

ボードの両側に足を置く。
左足をノーズに置く。
右足はそのままに、ボードを前後させる。
前に行った瞬間に右足を思い切ってテールに乗せる。

「ソロ〜」

と1m程進む。
テールを踏み込んでノーズを上げてから左足を降ろす。
これを繰り返す。
側から見たらそうとうダメな感じだろうが、やってる本人は真剣で、そして何より楽しかった。
そうやって休憩を何度も挟みながら、合計で1時間ほど練習して午前中を終えた。

結果としてはほとんど何もできていない。
それでも確かな実感が、確かな疲労感と共にあった。

俺はスケボーを始めた。
まだ始めて1時間の、プッシュも出来ない46歳だが。


スケボー 1日目。10:00〜10:30

2017-06-27 21:33:24 | つぶやき
46歳になって思うことは、もう想像以上に身体が動かない。
それはもう、数年前でさえ思いもよらなかった。
しかし、好奇心だけは衰えない。
そして、身体が動かないことを忘れてしまう。

スケートボード。
所謂「スケボー」
最近、とても気になっていた。
シャーっと颯爽と滑ってみたい。
エイヤッと、トリックを決めてみたい。
まだやれる、やれるはず。
youtubeを見ながらそう思った。

検索すると「30代からの初心者のための〜」という動画が沢山ある。
確かに下手くそだ。
いやいや、彼等なりに頑張ってる。
そうかそうか、中年のオッサンでも頑張ってるなら、俺もやってみるか。そう思った。(完全な勘違い)
彼等の見た目、頑張ってるオッサン。
脳内の俺。まだ若々しい。
彼等よりも10歳は軽く違うこと、脳内の俺と実際の俺にかなりのギャップがあること。
そんなことにも気がつかない。呆れた話だ。

いろんな動画を見、ホームページを見、Amazonでボードとプロテクターを購入。
プロテクターは最初いらないなーと思ったが、コロンコロン転がってるオッさん(30代)を見て、まあ俺は転ばないけどあった方が安心だ。すぐに無駄になるがな!
と決心して買うことにした。1000円くらいだ、安いもんだ。
ボードと合わせて5000円。
バイクだ楽器だという趣味とは違い、まあ安いもんだ。(大きな勘違い)

Amazonさんは優秀なので即日出荷、で、今日届いた。



開封の儀。新品のボードとプロテクター。うむ。






プロテクターは恥ずかしいので服の中に付けた。
なんか初心者っぽいからね。
ボードを置いて、動画で勉強した通りに…

ドン! シャー!

空が青い。

ボードは?

シャーと走って行く。

イテテ、腰が、肩が、手が。

そう、当然転びました。
プロテクターを付けたのが良かった。
付けてなかったらこの時点で終了していたことでしょう。
バイクのグローブは、わりと拳の方にプロテクターを付けてることが多いんだが、スケボーのプロテクターは掌にがっちりとついていた。これが良かった。
転んだらここを打つのだ。
いいかい? プロテクターをケチってはダメだ。
掌と手首をガードしてくれる奴は絶対に必要だ!
必ず買うように! おじさんとの約束だ!

これは場所を変えないとダメだ。
家の前では近所の人が寄って来る。
と、言うことで美原の運動公園へ。
ここの駐車場なら大丈夫。

今度は動画で言っていたことをちゃんと思い出し、恐る恐る乗ってみる。
これがね、立っていられない。
タイヤが付いてて前後に動く。
しかも左右にも揺れるように出来てる。
片足乗せるだろ? もう片足は?
だってさ、40代の諸君。

平らなところで片足で立っていられるかい?

靴下を片足でゆっくりと履けるかい?

そんなオッさんが、動く(それも軽く)板の上に片足で立てるかい?
立てるはずもない。
もうここからだ。
試練は始まったのだ。
想像していたような、「シャー」っと颯爽に走る(プッシュというらしい)のは無理だ。もう無理なのは理解した。まずは諦めよう。

俺は立つことから始めた。