2/16日にWHOが「蝗害発生」とアナウンスしたバッタ被害。
その物凄さを全く理解していないようなので、もう少し補足していきます。
オーストラリアの山火事を救えーって騒いでる芸能人各位にも、もっともっと知らせて欲しいなです。
そんなれべるではないのです。
「黒き悪魔」
神の怒りと呼ばれていたくらいの事態です。昔はこれで一国が滅亡したくらいです。
先日のBlogで暗く大きくなった姿をお伝えしましたが、まずそれがどうして変貌を遂げるのかを聞いてもらいましょう。
緑のバッタが平和に暮らしているときに、森林伐採など(自然災害も可)でだだっ広い平地ができます。
そこの土にに生み付けられたバッタは、元は湿った土に大量の日光を浴びて大量発生しまさか。(この時はまだ緑のバッタ)
大量発生したバッタは食糧危機に陥ります。この生命の危機的状況が彼等を覚醒させます。
大型化し、暗く変色し、跳躍力や羽の大型化で他を圧倒します。
この種の突然変異が「蝗害」の始まりです。
サイヤ人誕生です。
この黒いバッタは、何故か違いに引き寄せ合い集団化する特性を持ちます。
こうして集団になった黒きバッタは、1年に2回の産卵をして死にます。
しかし、次の世代は生まれた時から黒い姿です。そう、突然変異したバッタ同士が産んだ卵からは、純粋なエリートが生まれます。
スーパーサイヤ人の誕生です。
彼等は生まれた時からエリート、親の世代よりさらに環境が悪化したところからスタートするので、進化のスピードも半端ないのです。精神と時の部屋で修行です。界王拳です。1回のジャンプで800メートル飛びます。スカイツリーも飛び越します。
さらに飛びます。旅客機の飛行まで妨げます。バードストライク並みに落とします。
過去最大の被害の範囲では、幅160km長さは500kmとされる。北海道を縦に覆うほどである。
草木を全て食い尽くし、紙や衣類も食べてしまう。
更に毒性の強いものも食べまくり、体に蓄積した毒は高濃度となり死骸になって土地に広がる。世代を経るたびにその子供に高濃度になっていく。
日本では過去には地形や気候などで蝗害が起きたことはない。過去には。
だが現在の気象はどうだ?
まるで熱帯のような夏の気温、スコールのような集中的な豪雨。過去の日本にはなかった天候。まさに黒い悪魔が目指す過酷な気候だ。
バッタくらい、と思ってるあなた。
日本に来ないことを祈るしかない。
黒き悪魔、神の怒りが来ないことを。