裏甘×辛 ドラマ、映画の感想

最近は映画の感想が多いです。
あとYouTubeの宣伝とか。

ハンナ〜殺人兵器になった少女〜

2023-08-29 17:45:00 | 映画
Amazon primeビデオでシーズン3までやっていた。
これがめっちゃ面白かった。
元CIAの父親が北欧の森の中で育てる少女。ハンナ。

父親が殺され、逃げる先で色々な人と出会い、成長していく。時には敵に捕えられ
、時には暗殺者として子供の頃から育てられている少女たちと出会い、国家(CIAの一部組織?)の陰謀と闘う。

もうね、日本のドラマ見てらんないよね。
濃厚で。てか、アメリカってこういう話好きだよね。
でもさ、その陰謀が久しぶりにやば過ぎてゾクゾクした。

HGUCユニコーンガンダムデストロイモード

2023-08-28 22:49:00 | プラモデル
北海道釧路のくせにずっと暑くて、プラモを作る部屋(2階エアコンなし)に上がる気にならなくて、1ヶ月近くユニコーンガンダムを制作途中で放り投げていた。
やっと少しだけ気温が下がったし、せっかく減らした積みプラがまた増えて来たので、意を決してユニコーンガンダムを完成させた。

新しい機体じゃないので、二重関節とかなくて膝と肘はあまり曲がらない。
しかし、初代ガンダムを彷彿とさせ、マーク2のシルエットとも似ているユニコーンガンダムは実にカッコいい。

クリアパーツが色んなとこに「挟まってる」から、なかなか部品の形と構造が理解できず、結構頭を悩ませながら、説明書と睨めっこで作った。
あれを全部ランナーから切り取って処理して組む人達って、一体どうなってるんどろうか?

とにかく、アニメで見ていた時よりカッコよく、かなり気に入った機体になった。
ユニコーンガンダムデストロイモード。
いつかMGとかRGも作ってみたい。



バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版

2023-08-25 20:09:00 | 映画
ディーンフジオカはセクシーだよね。
最初女性陣がキャーキャー言ってた時はそうでもなかったんだけど、今はサイコーじゃんと思ってる。

シャーロックはドラマ版がシャレオツで観ていた。
やてら色んな局で女性版とかもやっていた時期だと思う。
版権切れたのかな?とか、思ってた、
でも、バスカヴィル家の犬が映画化とは、、、非常に驚いた。
映画化されたことあだたっけなあ?
ちょっと記憶にない。
長編でいい話なんだけどね。

原作は「魔犬」が出てくるんだけど、今作は魔犬は出てこない。
魔犬の伝承?を利用した感じ。
原作のテイストはちゃんと踏襲してるけど、話の展開は全然こっちの方が良かった。
残念なのは、CG?にお金をかけられないのが、ドラマの劇場版の限界なのかなーってこと。
ラストに金かけてたら、この映画はもっと盛り上がってたはずなのに。




謎解きのバイオリンはどうなった?w

せっかくドラマで作り上げた細かいところがなくなってるし、ドラマの最後に出て来た「守谷壬三」が出てくるんじゃねーのかよ!w
とか、色々ドラマを見て来たファンとしては言いたいことはあるんどけど、ラストにドデカい爆破シーンとかで盛り上がったら文句なしの映画だったとは言っておこう。


天才?鬼才?塚本晋也監督の「悪夢探偵」を2本まとめて観る

2023-08-10 19:09:00 | 映画




この顔を見て「おっ」っと思った方は、最近多いと思います。
シンゴジラ、ジンウルトラマン、シン仮面ライダーに出ている俳優さんです。



私は35年くらい前にこの映画で最初に会いました。
「鉄雄」です。レンタルビデオ屋で借りました。

監督、主演、脚本、編集、なんでもやります。多才です。鬼才です。天才です。
最近では「斬」という映画で池松壮亮と素晴らしい殺陣映画を作っています。









「悪夢探偵」「悪夢探偵2」
どちらもアマプラで見ることができます。
塚本晋也監督が作り出す映像はまさに狂気。
全然ホラーなんで作ってないのに、映像そのものが心の底から怖いw
この人の映像表現は色々な監督に影響を与えています。

夢に入れる男と、夢の中で人を殺せる男。
夢の中っていうか、暗示?で寝ている間に殺す連続殺人鬼?
そしてその犯人を追う女性刑事。
というのが悪夢探偵の話し。



で、正直、2の方がザワザワする。


是非、2まで見て欲しい。
だから2の話しは書かない。
必要ない。
1が怖かった人は、きっと2を見ないだろし。
でも2まで見て欲しい!
また何が怖かったのかよく思い出して欲しい。この怖さがなんだっのか、反芻して欲しい。ストーリー的には別にすごい怖い話しじゃないんだよ。

塚本晋也監督の心の深淵を少し覗いて欲しい。




サイレント・トーキョー

2023-08-08 10:45:00 | 映画


いきなり爆弾犯に操られている主婦、呼ばれたテレビ撮影クルー。
久しぶりのエンタメバンザイ!











犯人の爆破予告があるのに、渋谷に集まる若者。何故がいる男。つける女。犯人を追う刑事。謎の男。




めちゃくちゃ豪華な俳優陣。
派手なCG。
素晴らしいエンタメ。
抜群に面白いストーリー。

メチャクチャ金かかってるのに、全然知らなかった。
なんでもっとCMをしないんだろ?
不思議でならない。

ラストも素晴らしかった。

え、映画館で観たかったなあ、、、




護られなかった者たちへ

2023-08-07 15:38:00 | 映画
わかっていた。
どんな映画か予想はついていた。
だからずっと観るのを躊躇っていた。
そしてやっぱり憂鬱な気持ちになった。
思ったほど御涙頂戴の悪い映画ではなかった。
「あー、この監督はお役所嫌いなんだなー」って思った。
真面目で、犯罪を犯さず、周りから殺される理由が無いと思われてる人。

私は正直「声をあげず黙って死んでいく」人だと思っている。
そんな自分が許せないから、殺されるくらいなら殺してしまえばいい、と自分に言い聞かせてる。

だから犯人の気持ちがわかるし、殺された2人に可哀想だとも思わなかった。
そういう無敵な人になってもいいと、感じてしまった。
「死んでもいい人はいない」
という叫びは、とってつけたような言葉にしか聞こえなかった。



世間から弾かれた弱い人。
寄り添って暮らし、新しい道を進む。
進めなかった弱い人間は誰にも救われず死んでしまう。
救えるはずなのに救えなかった人間は、本当に真面目で良い人なのか?
殺される理由は無いのか?

「死んだら終わりじゃ無いか!」
という言葉が全ての犯行に繋がってしまった。
私も「まるで自分が言われたかのように」殺意が芽生えた。

そんな映画。



その焼失、

2023-08-06 13:16:00 | 映画
最後サスペンスの傑作「ザ・バニシング〜焼失」を思い出す人はどのくらいいるだろうか?
30年以上前の作品で、2019年まで日本で公開されなかった作品で、知らない人もいるどろう。
私は、まずそれを思い出した。



「その消失、」は公開時期は近いから、関連づけてしまったことは否めない。
が、全く違う。
ネタバレは絶対したくないので、違いも語れない。
が、タイトルは似ているが、中身は似て比なる物だ。
映画の冒頭から彼が消失しているものが語られる。
が、ラストで本当に消失した物は何か?
が理解できる。
刑事である彼が追うストーカーは誰なのか?
その理由が徐々に明らかになっていく。
そして犯人の最終目的を知ることで、映画を見てある私たちもその意味を知る。

途中、意味のわからないカットがところどころに散見されるが、大丈夫、全部回収される。最後のピースがハマった時に、美しいラストの意味もわかる。





物語のヒントは、最初から随所に散りばめられている。
そして、ラストを見るまで、おそらく誰にもわからない。
結果と理由が理解できるのは同時だ。
それは前者の映画と同じ。
ただ、前者は最後に本当の恐怖と胸糞悪さが襲ってくるが、この映画は美しく儚く何故か胸の支えが取れるような作品です。



数々の受賞のワケもわかります。