酔いどれおやじの我が儘・気ままな雑記帳

酔っぱらいの戯言です・・・・・・・・

夏休の課題

2016年08月23日 | 生き物
子どもの夏休みの課題に付き合い、岡山まで行ってきました。

行ったのは、山田養蜂場。

学校の課題なので、前もって予約し、養蜂の部長さんにいろいろ教えていただきました。







入口にあった、観察箱。





観察箱の入り口では、蜜蜂がお尻をこっちに向けて、羽ばたいてます。

これは蜜蜂が巣箱の中を冷やしてるんだそうです。

この蜜蜂たちは、西洋蜜蜂。

西洋蜜蜂は、お尻を外にして羽ばたいて、巣箱の熱い空気を外に追い出してるんだそうです。

ちなみに、日本蜜蜂は逆で、頭をこっちにして羽ばたいて、外の空気を巣箱に入れて温度を下げるんだそうです。

同じ蜜蜂なのに、不思議。

養蜂の巣箱というと



こんな感じ。

煙を掛けて、蜜蜂を大人しくさせてから、箱を開けます。







上の写真の中に、♂蜂がいるのわかります???

中央下のほうの目玉の大きい奴(たぶん・・・・)



箆の下の先で抑えられてるのが♂蜂。



角近くで頭だけが見えてるのが、今さなぎから孵ろうとしている♂蜂だそうです。



橙色の膜が張ってある所はさなぎがいるそうです。



膜が無いところには、幼虫や卵がいるそうです。



ピンボケですが、中央の足に花粉を付けてる蜂が、帰巣したばかりで八の字ダンスを踊ってます。

ダンスを見てた部長さん曰く、近いところみたいです、と?????



こっちの膜の下は、はちみつ。

はちみつが満タンになると膜を張って、貯蔵するそうです。



ピンボケでスイマセン。女王蜂です。



こちらは、女王蜂の部屋。ここに卵を産み付けられると、女王蜂が生まれるそうです。

ただし、一つの巣に二匹以上の女王蜂が生まれると、あとで生まれた女王蜂は巣の半分の働き蜂とはちみつを持って分蜂するので

養蜂家としては、分蜂しないようにこのような女王蜂の部屋はつぶし、女王蜂は一匹に維持するそうです。



スズメバチが来たときに巣の入口に付ける、スズメバチ駆除装置。

スズメバチは巣から出るとすぐ上に飛び立つ習性があり(ミツバチは低空飛行ですから出る)、

上に行くものをトラップする装置です。

最初のレクチャー含め、約二時間。

とっても丁寧に蜜蜂、養蜂について教えていただきました。

子どもより私のほうが楽しんだかも^^;

久しぶりに童心に帰り、楽しい一日でした。
(車の運転が無かったらなあ????)