現在放映中の、
大河ドラマ「光る君へ」
脚本担当の大石静氏
主人公である、
紫式部と清少納言の比較を
語ったネットニュースを、
今、読んだところ
「紫式部と清少納言、
この二人では、
才能が比較にならないと、
思いました」
と氏はいわれて、
「清少納言は、
言葉選びのセンスはいいけど、
内容としては、
自分が仕える中宮と、
そのサロンがいかに素敵か、
というヨイショのエッセイです
紫式部は、
『源氏物語』の中で、
権力批判や文学論、
人生観、
生きることのむなしさなども、
描いています
なので作家としての、
格が違うのです
清少納言とは」
だそうです
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ここまで読んで、
読むのを中断しました
田辺さんは、
お二人の才能を、
お互いないものを持っている、
と比較なさることなく、
ほめておられました
けちょんけちょんに言われた、
清少納言ですが、
田辺さんの受け売りでいえば、
紫式部は日記の中で、
清少納言のことを、
ぼろくそに書いています
それを読んだ清少納言、
「かわいそうな人」
とたったひと言
どこが「格」が違うのでしょう