guitarbuddha's diary

guitarbuddha(ギターブッダ)の日記です。ギターや音楽のことを中心に日々思うことを書きます。

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見えないものを見る目。

2014-09-18 02:23:33 | 新聞ネタ
一昨日から
朝日新聞夕刊の
「人生の贈りもの」
の欄に、

美輪 明宏 さん

のインタビューが
載っています。

昨日は
“ものの見方”
についてのお話でした。



料亭の1階はお風呂屋さんでしたからね。
当時は中流家庭のみなさんもいらっしゃる。
立派な身なりのかたも。
でも裸になると貧相なわけ。
ところが、
ヨイトマケのおばさんみたいな
粗末な衣装の人が裸になると、
堂々とした体してるんですよ。
そうすると、
着るものってうそじゃないか。
インチキ。
ですから人を見るとき、
着るものでごまかされなくなるんです。

―― 人間の本質を見る目ですね

カフェーには町のエライさんがみえる。
酔うほどにホステスのスカートの下に
手や頭をつっこんで、ひっぱたかれて。
昼間の権威が通用しなくなる。
なんなの、これ。
うちの裏が庭をへだてて遊郭でした。
暖房冷房ございませんからね。
夏はあけっぱなしですよ。
幼心にね、大人の痴態を見せられて。
昼間の顔を見ても、
なんぼのもんじゃいって。
それが根底にあって、
人を見るときに見えるものを見ない。
見えないものを見る。
容姿、年齢、性別、国籍、肩書、一切関係ない。
そんなの本人じゃないですから。
目の前にいるひとの
心根、魂が純粋であるかないか。
それだけが問題。
あとは枝葉にすぎないでしょ。

―― それが根本なんですね

その後、新制高校が始まったんで
少年兵だった人が入り直してきました。
彼はうんと大人でしたね。
こういったんです。
「君ね、ラジオのどの番組にダイヤルを回しても
楽しめる人間になりなさい」って。
政治経済、スポーツ、音楽も社会問題も。
その一言が、すごい宝になっていますね。



うーむ、なるほど…。

つーことで、
このところの問題の件で
もう購読を止めるとか
言っている人もいるみたいだけど
(僕も大変ガッカリしましたが…(笑))
朝日新聞はそれでもまだまだ
捨てたもんじゃないと思うよ。

ネットでも無料会員になれば
1日3本まで記事が読めるから
みんなも読んでみてほしいです。

あ、別に
回し者じゃありませんから。(笑)


んじゃ、寝ます。




おわり(・∀・>)ぴーす