昨日も一日中休みだったけど
なんか無為に過ごしちゃったよ。
この罪悪感はどうしたものでしょうか?
(笑)
さて、随分前(9/20)に買ったのに
レポートしないままになっているエフェクターを
今日は紹介します。
コイツです。
Ibanez TC10 TWIN CAM CHORUS
(アイバニース TC10 ツイン・カム・コーラス)
だね。
2系統のコーラス回路を搭載していて
2つの揺れを干渉させることで独特な効果が得られるという
アナログ・コーラスです。
BBD には MN 3102、MN 3207 を搭載。
恐らく中身や機能は
Maxon BC-9 Bi-mode Chorus
(マクソン BC-9 バイモード・コーラス)
や
Maxon BC-01 BI-MODE CHORUS
(マクソン BC-01 バイモード・コーラス)
とほぼ同じものだろうね。
ってことで、Maxon のHPに行ってみたら
BC-01 のマニュアルを発見!
ツマミの効き具合から判断しても
どうやら TC10 とほぼ同じモノのようです。
画像の向かって左側の2つのツマミがA系統、右がB系統。
どちらも上が SPEED で、下が WIDTH です。
WIDTH の効き方は、A、B どちらも一緒。
0(ゼロ)にすれば モジュレーション・オフ になります。
つまり、A か B のどちらか1系統だけを使うこともできます。
SPEED は、A の方が B よりかなり速く設定できます。
BC-9 では A も B も同じ変化幅のようだけどね。
音色はアナログ・コーラスだけあって
やはり太くて柔らかい音がするね。
たぶん BOSS CE-2 とほとんど変わらないよ。(笑)
で、肝心の2系統のコーラスが干渉することによる効果なのですが、
実はですね、
それがどうもイマイチ!
なのですよ。
というのも、SPEED の位置をどのように設定しても
いつでも気持ちよく聴こえるかというと、
なかなかそうは行かないからなんだよね。
(笑)
ハッキリ言って、
2つのコーラスの干渉の仕方がどうも不快に聴こえる
ということの方が圧倒的に多いんだよ。
なんかね、むしろ濁(にご)って汚く聴こえちゃうわけです。
音をよ~く聴きながら
A、B 両方の SPEED のツマミを注意深く回して
綺麗に聴こえるポイントを見つけないとダメなんだよね。
ツマミの周りの
黄色の三角印▲は僕が付けたモノです。
両方の系統を使うなら
SPEED は三角印の位置
WIDTH は A、B どちらも 12時 の位置
というのが一応僕が見つけたセッティング。
ま、とにかく両方の系統を使って
綺麗なコーラス・サウンドを出すのは
結構難しいと思うよ。
で、実はね、
潔く A か B のどちらか1系統だけを使う方が
普通に綺麗なコーラス効果が得られたりします。
(笑)
(2系統ある意味ないじゃん!
(怒))
片方の系統だけを使う場合には、
SPEED を A なら 9時 の位置、B なら 12時 の位置
WIDTH は どちらの場合も 12時 の位置
くらいのセッティングが僕の好みかな。
つーわけで、割と期待ハズレだった TC10 …。
実際、BC-9 を含めて
中古市場でもそんなに人気がないみたいだけど、
みんな良く分かってるなぁ~。
(笑)
でもね、無理せず1系統だけ使うのでも
十分に綺麗なアナログ・コーラス・サウンドが得られるので、
安く売っていたらお勧めかも。
少なくとも BOSS CE-3 よりはずっと良いと思うよ。
(笑)
では、今日はここまで。
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