ヨーロッパ、ベルギーで爆発テロが起きた。
それも国際空港と、EUの機関がある近くの地下鉄の駅だという。
同時多発テロ。
何日か前に「トルコで爆発だって」「イスタンブールらしいよ」と、
ちゃだと話しをしたばかりだった。
本当に最近、ヨーロッパや中東、シナイ半島辺りでは、
週に1回くらいの頻度でテロによる爆発が続いている。
今回も「IS」の仕業かどうかはまだ分からないらしいけれども、
なんでこんなことになってしまったんだろうと、
今さらながらに首をひねる。
一体、いつから、どこから、何から・・・こんな世界が出来てしまったのか?
昔、ビンラーディンというアルカイーダのボスがいて、
その男は殺されてテロの脅威から少しは開放されていた時期があった。
ビンラーディンはアメリカの9・11の首謀者だったから、
アメリカを本気で怒らせてしまって殺されたのだと思う。
しかし今、暗躍している「IS」の大元はどこにあるのか?
今回のベルギーも拠点にするには便利な場所だというけれど、
そこがテロリスト達の本部でもなさそうだ。
一体、誰がその無差別殺人のテロを計画しているボスなのか?
絶対に上に立っている幹部達がいるはずなのだ。
イスラムのシーア派とスンニ派の闘いもそれに火を注いでいる。
老人や中年の女性達は殺し、少女は人身売買に、
そして少年達を教育して自爆テロを行わせる訓練をしているという。
世界が混沌としている。
あちらこちらで、どこが主導しているのか分からないテロが起きて、
南スーダンなどでは内戦が続き、殺戮が繰り返されている。
独裁者がいてその男を抹殺すれば平和がくるという問題ではない。
それよりももっと複雑な組織が動いていて、
人質を取り身代金を奪い、また見せしめに白人を殺し、
自爆テロが後を絶たない。
これが黙示録に書かれた世界の終末なんだろうか。
ラッパが鳴り響く度に、海や水、世界の3分の1が火に包まれると書かれている。
私達、クリスチャンはいつも言う。
「なぜって?そう聖書に書かれているから・・・」
そう・・・・
クリスチャンにとっては聖書に書かれていることは実現するからだ。
だけど、これらのことだけは聖書に書かれていることであって欲しくない。
まだ神さまが導いてくださる世の中が続き、
イエスさまが再臨されるという世の終わりにはなっていないと、そう思いたい。
今回のテロで亡くなられた方が、皆、天国へ行けますように。
私達の祈りがそれを取りなすことが出来ますように。
くぅ