「いつか、二人で何かしたいね~~~」
それはもう30年以上も前の高校時代の会話。
その相手は今はプロのゴスペルシンガーになった。
その親友の名前は「向日かおり」
その頃、彼女は音大の作曲科に入りたくて、私はピアノ科に入りたくて、
自習の時間なんかに音楽室が空いていると、
二人で音楽室の後ろのアップライトピアノで弾きっこをしたり、
音楽史の中の見上げるような大音楽家たちの話しをして盛り上がった。
そんな話しをできるのは彼女だけだった。
その頃から彼女はピアノの腕前も声楽の実力もはるかに私より上で、
私の一番近い憧れの存在でもあった。
しかし、彼女とは同じ大学には行けなかった。
そんなこともあって、かなりの間私たちは連絡を取れなかった。
まさに二人を引き合わせてくださったのは、紛れもなく神さま。
私は彼女の公式HPに書き込みをして再会し、
今までの長かった空白の時間を埋めるように、時間を忘れて語り合った。
そして彼女の深い深い信仰を知り、私はクリスチャンになった。
そして、つい先月のことだ。
高校時代の夢物語がまさに本物になった。
いつものように何気ない会話をしていて「曲を作ろうよ!」という話になり、
なんと私のような者が賛美の作詞をすることになった。
そしてそのつたない歌詞に、彼女はとびきり美しい曲を付けてくれた。
その元となったのは、私がその時、神さまから示された箇所。
旧約聖書の詩篇67章1~3節
どうか、神が私たちをあわれみ、祝福し、
み顔を私たちの上に照り輝かしてくださるように。
それは、あなたの道が地の上に、
あなたの御救いがすべての国々の間に知られるためです。
神よ。
国々の民があなたをほめたたえ、
国々の民がこぞってあなたをほめたたえますように。
そしてできあがった曲がこちら。
「主よ、憐れんでください」
憐れんでください どうか
憐れんで そして祝福してください 主よ
それは あなたの道が地の上に
それは あなたのみ救いが
全ての国の果てまでも知られるためです
神よ 私たちの主よ
世界の民が手を上げ
あなたを誉めたたえます
ハレルヤ! 我らの主よ
あなたを誉めたたえます
彼女は今も北海道で奉仕中で忙しい毎日だ。
そんな彼女をサポートするために、
今度はちゃだが彼女の公式HPを作ることになっている。
彼女を通して、私たちのような器が用いられる。
彼女のしていることはこうして日本中、世界中に種をまくことだ。
そして私たちは及ばずながら、その種に水をまいていく。
どうかこの曲も用いられますように。
多くの教会で歌われる賛美となりますように・・・
くぅ