ジュエリーの魅力は尽きない。
ダイヤ、ルビー、エメラルド、サファイヤといった王道の石ではなくても、
まだまだ心惹かれる宝石は多い。
今日はアズーロさんのものではないけれど、
そんな珍しい石をご紹介!
まずはミントグリーンベリル。
いろんなグリーンがあるけれどもこの透明感と清涼感は美しい。
これはブラジル産。
☆ミントグリーンベリル☆
そして私もいつか小さなものでいいから欲しいなと思っているスフェーン。
スフェーンはクロムの蛍光色が強く、グリーンというか・・
その不思議な色の中で赤やオレンジといった反射光がチラチラと耀く。
ロシアのウラル鉱山、ヒマラヤなどで産出されるけれど、
なかなか良い質のものは出ないらしい。
☆クロムスフェーン☆
珍しいといえばベキリーブルーガーネットという石がある。
これはマダカスカルのベキリーで産出されるのでこう呼ばれている。
「ブルーのガーネット?」それだけでも珍しいのに、
蛍光灯の下ではブルー、白熱灯の下ではレディッシュピンクにカラーチェンジするという、
アレキにも似た不思議な特徴を持っている。
(下の写真ではもうブルーの中にレッドの部分が・・思わず美しいと息をのむ)
☆ベキリーブルーガーネット☆
そしてもう言わずとしれたパライバトルマリン。
これはブラジルのパライバ州で採掘されていたのでそう呼ばれているけれども、
もう今ではパライバ原産のものは枯渇してしまって、
モザンビークのものがほとんどらしい。
色鮮やかな、内側から発光するようなブルーグリーンの蛍光色。
インクルージョンのない高級品はため息すら出るほどの美しさ。
その代わり1ctの価格はダイヤよりも高額だと言われている。
☆パライバトルマリン☆
蛍光色といえば珍しいアウイナイト。
このブルーはサファイアのブルーとも違いネオン感のある深みのある色。
ドイツのアウイナイトでしか産出されず、それでも量が少ないのと、
ドイツでしか研磨できないという、まさに幻のブルー。
☆アウイナイト☆
もう一つ、とても珍しいバイカラーの石を発見。
これは石としてはタンザナイトなのだけど、バイカラーになっている。
非加熱のタンザナイトが少ないのに、これだけのバイカラーはそうそうない。
ブルー、パープル、グリーン・・と多色性が神秘的な色合い。
大人のカラーの魅力がある。
☆バイカラータンザナイト☆
今回は、アズーロさんのジュエリーにもなかなか登場しない石に注目してみたけれど、
アズーロさんに言えばきっと買い付けてくれるし、
自分の好みの色を詳細に伝えると、
石のグレードもAAAで間違いはないし、
そういうところが他のジュエリーショップにはない、
デザイナーの田中さんのこだわりが、私を惹きつけて止まないのだろうと思う。
さてぬり絵が、またもや2ページの大作ができあがる。
今回は「南アフリカ」なんだけど気球が有名なのかな?
気球の写真をたくさん検索して色とりどりに塗ってみた。
そして右側の黒ベタのところには、新しい試みとして、
ひとつの模様をグラデーションするという、
ネイルにも通じるような淡い濃淡を出してみた。
結構、きれいだよなぁ~~~と、しばし眺めた。
☆ぬり絵 「南アフリカ」☆
だんだんと慣れてきて、色使いがワンパターンかと思ったので、
ひとつの模様をグラデーションするという作に出てみたら、
思いのほかキレイだったので気をよくした。
くぅ