ぐるぐるねこぐるま

ねこぐるま別館です!

ジュエリーや日々のよもやま話に
おつきあいください♪

アイリス・グレース

2016-09-13 23:11:42 | よもやま

 イギリスの5才の少女・・・アイリス・グレースちゃん。
 実は彼女は「自閉症」なのだとか。

 ただ、世界にはADHDとか高機能自閉症、アスペルガー症候群などで、
 とても狭い範囲の能力を発揮する天才がいる。
 アインシュタイン、ゴッホ、レオナル・ド・ダビンチ、エジソンetc.
 これらの天才は、みな何かしらこういった発達障害だったといわれている。
 日本では「ジミー大西さん」とか「さかなくん博士」とかがそう言われているけれど、
 肯けるところも多いが、それは噂の域を出ない。

 そしてこのアイリス・グレースちゃんもその一人。
 母親が絵筆を持たせたら、とんでもない才能を発揮したのだという。
 印象派のモネを彷彿とさせるこの幻想的な色・・・・。
 どうかこの感性がこのまま・・・きれいなまま育って欲しい。

 ☆作品1☆

 

 ☆作品2☆

 

 ☆作品3☆

 

 本当にキレイです・・・・・
 私の大好きな感じの色合いとタッチ。
 こんなピアノを弾いてみたい・・・

 

 

 

 

 くぅ

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「シーハン症候群」という病気

2016-09-13 19:14:00 | よもやま

 「シーハン症候群」という病気は、40年ほど前は解明されていなかった。
 私の母はこの病気だった。
 50年ほど前、私を出産した時に、
 私が結構大きな胎児だったのと逆子だったのにそのまま分娩し、
 私は股関節亜脱臼をするという・・・
 そんな危険な出産を母は体験した。
 今ならそんな状況ならすぐに帝王切開になるだろうが、
 その頃は「産婆さん」が無理にでも産ませるような時代だった。
 そんな出産で母は大量の出血をしたが、特に問題になることもなかった。

 その後から、母は胃腸の不調、冷え性、脱毛、低血圧、など、
 いろいろな症状に悩まされ、
 何が原因かも分からないまま胃腸の不調があるといえば、
 何かにつけて、入退院を繰り返していた。

 私がちょうど中学校に入学する頃が、
 母の病状が最悪の時期だったと思う。
 体調不良で病院に入院していた母が、
 「部屋に蝶々がいるから出してあげて・・」などと、
 幻覚を見るようにもなった。

 そんな時、その病院に出向で、たまに来て下さっていた、
 国立大阪病院の小笠原先生という方が、
 たまたまその病気の専門家で、
 今までなんの手がかりもなかったのに、
 これは今、自分が研究している病気だと発見して下さって、
 すぐに大阪国立病院(現在の国立病院機構大阪医療総合センター)に転院して、
 この先生が治療をして下さった。

 シーハン症候群は「下垂体壊死」で起こる。
 だからそのためのホルモンを一生補充し続けなければならない。
 でも、言い換えればそれさえ怠らなければ、
 普通の人と同じように生活ができるという病気だった。
 今から考えると・・・
 たったそれだけのことだったのに・・・・。

 母はそのあと、町内の婦人会で温泉旅行にいったり、
 大好きな編み物をしたり、
 7年くらい取り戻した自分の人生を楽しんだ。
 そのことが私の唯一の救いなのだが・・・・
 私が20才の時「悪性リンパ腫」で亡くなった。
 この事とシーハン症候群の関連は分からないけれど、
 たった7年でも元気に好きなことができた母は倖せだっただろうか?

 あの悪夢のような、明日の見えない治療の日を思い返すと、
 この病気を研究していた先生に出逢わせて下さった神さまに、
 感謝したい・・・・。
 その7年間は、母は自由に好きなことをして楽しんでくれたのだと・・・

 

 

 

 くぅ

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