大阪湾岸道路西伸部の六甲アイランド内における工事の進捗状況について、当ブログで久々に報告することとします。
東半分の阪神高速道路会社担当部分については、公式サイトの進捗状況のページが1か月単位で更新されています。
https://www.hanshin-exp.co.jp/company/torikumi/useful/wanganseishinbu/passage_rokko.html
最近の大きな動きは以下の2つです。
1.六甲ライナーを跨ぐ部分の工事の本格的な着手(2023/12/18付ブログ記事参照)
こちらでは、公式サイトとは別アングルからの2024/8/17時点の様子を紹介します。
a. 橋脚の南側の地上レベルから
b. 橋脚の北側の歩道橋レベルから
2.現湾岸線との接続部にもっとも近い側の橋脚工事の着手
このブログ記事を書いている時点で最新の2024年6月の進捗状況では「地中障害物撤去中」とありますが、2024/8/17時点では橋脚の建設予定地にクレーンが搬入されていました。
西半分の近畿地方整備局浪速国道事務所担当部分については、2024/8/17時点で動いている工事は全くなくなっており、支えるもののない橋脚が林立しているだけです。
当面最後となる「PE-2~PE-4橋脚の上部に桁を支えるための金属製の大型部材を取り付ける工事」は2024年に入ってから動き出し、2024/6時点ではPE-4のみ進行形でしたが、
https://www.kkr.mlit.go.jp/naniwa/prj/17/04.html
既に完了しています。
その先の六甲アイランド~ポートアイランド間の長大橋<阪神高速道路会社担当>は、2024年度第二四半期(つまり2024/9/末まで)に契約の手はずとなっており、
https://www.hanshin-exp.co.jp/company/files/240701_koji_plan_kjh.pdf
その本体工事がある程度進んだ段階で、ようやく橋脚の上に載せる橋桁の設計工事が発注されることになると思われます。