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大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド内)2024/10/20時点の状況<後>

前編はこちら

2.西半分の近畿地方整備局浪速国道事務所担当部分

こちらも公式サイトで進捗状況が報告されていますが、2023年度は1回も更新されなかった(=現地での進捗がなかった)のに対し、2024年度に入って6月・8月・9月と矢継ぎ早に更新されています。

前回ブログ記事

>その本体工事がある程度進んだ段階で、ようやく橋脚の上に載せる橋桁の設計工事が発注されることになると思われます。

と書きましたが、実際には橋桁の工場での組み立て、さらには現地での設置工事まで始まっています。諸事情からポートアイランド内の地上部の工事に手が付けられないこともあり、六甲アイランド内の地上部については今のうちにやれるところまでやってしまおうという方針のようです。六甲アイランドCITY自治会公式サイトの「お知らせ」のページに9月末頃に掲載されたと思われる「工事のおしらせ」によれば、2023/3/7~2027/2/16の間を全体工期としてPE-1橋脚からPE-9橋脚の間の鋼上部工架設を予定しており、現地における設置工事の手始めとして2024/10~2025/3の間にPE-7橋脚~PE-9橋脚の間の鋼上部工の現地における架設を実施するとのことです。

現地では、PE-8とPE-9の間の鋼桁が搬入され、両橋脚の間に据え付ける工事が始まっていました。

その西側の交差点では工事看板が更新されており、新たに「六甲アイランド北口駅から西側を望む」「駅付近の地上から西側を望む」イメージパースが追加されていました。バックはPE-12橋脚です。

そして、さらに西側のPE-14・PE-15橋脚のあたりにも重機が入って何やら工事が始まるようです。現地には工事看板の類は見当たりませんでしたが、公式サイトの2024/9時点の事業進捗によれば「ランプ擁壁の基礎工事(対象はPE-14橋脚とPE-17橋脚の間)」となっており、既に工場で地中に打ち込むための鋼管杭を製作中とのこと。確かにこの部分は六甲アイランド西ランプ(六アイ~ポーアイ架橋方面のランプ)の予定地ですが、ここを実際に車が走るようになるのは何年先でしょう?

PE-17橋脚のコンクリート部分は、上部の鉄骨部分から染み出した錆がかなり流れてきています。そして、ここから西側の橋脚は六アイ~ポーアイ架橋の構造の最終決定を待たないと設計のしようがないためか、まだ手が付けられていません。

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