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万博アクセスの結節点となる弁天町駅の様子(2024/8/24時点)

2024/5/5付ブログ記事「万博アクセスの結節点となる弁天町駅、改良工事はたけなわ」の続きです。

今回は、2024/8/24時点の様子を報告します。ゴールをずらすことができないこともあり、急ピッチで進んでいます。

1.OsakaMetro中央線のホーム

目だった進捗は「ホームドアの運用開始(2024/6/8)」くらいで、ホームの壁の一部ではデジタルサイネージの設置基盤となる骨組みが構築されつつあるようですが、写真は撮りませんでした・・・

2.OsakaMetro中央線と大阪環状線新駅舎の連絡通路

既に支柱と桁は完成しており、これから通路の屋根や壁など上部構造を作っていくようです。中央線側の既存の連絡通路の壁をぶち抜く工事は案外最後のほうかも。

3.大阪環状線新駅舎

内回りホーム側(かつての交通科学博物館跡地)では、既に駅舎の骨格ができてきています。

こちらは、外回りホームと新駅舎を結ぶ通路と階段部分に相当します。

4.大阪環状線ホーム

内回りホーム側のホームドアは2024/8/6に供用開始しましたが、外回りホーム側のホームドアはまだ固定部分の設置にも至っていません。ホームの壁の補修工事も「単に覆いの中で工事が行われているだけ)なので、写真は撮りませんでした・・・

5.駅西側の国道43号沿い

弁天町駅のすぐ西側には地平に国道43号・高架上に阪神高速17号西大阪線が通っています。交通量が多いため国道43号には横断歩道はなく地下道オンリーですが、高度成長期の産物ということもあり勾配の急な自転車用のスロープはあるものの、エレベーターが未設置のため車椅子での横断は困難です。

https://www.kkr.mlit.go.jp/osaka/works/kouan/benten.html

地下道へのエレベーターの設置は大阪市の長きにわたる要望がようやく実った形で2014年度に事業化されました<直轄国道のため近畿地方整備局大阪国道事務所が実施主体>が、実際の工事着手は2022年度にずれ込み、このブログ記事を書いている時点でも設置工事の真っ最中です(2024年度末完成予定)。

そして、2024/6/1~2024/9/30の間は、弁天町駅改札口すぐ西側の歩道が完全通行止めになっています。

通行止め区間南側の様子。

通行止め区間北側の様子。

なお、2024年時点では、地元港区が車椅子利用者に対し「バリアフリー化済みの大阪メトロ弁天町駅のホームを利用しての東西横断を可能にするように支援する取組を実施」しており、事前に発行された通行証を所持した方が区役所に通行予定時間を連絡しておくと、その時間に合わせ大阪メトロ弁天町駅に介助員が配置されるようになっています。

https://www.city.osaka.lg.jp/minato/page/0000624116.html

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