阪神電鉄傘下の「神戸六甲鉄道」が運行する六甲ケーブルは、2025/1/6~4/12の間「安全性向上・サービス改善を目的に車両リニューアル工事及びケーブルカー施設の改修工事を実施するため」全面的に運休します。
https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/428cea1daeea1d75fce4fc44e49a72e464a48113.pdf
2022年は車両の不具合により「7/22~9/7の間」および「10/2~12/29の間」と二度にわたる長期運休を余儀なくされ(2022/10/8付ブログ記事および2022/12/29付ブログ記事参照)、その後は運行に影響する不具合は発生していないものの、ケーブルカー車体の台枠の更新など抜本的な対策が必要と判断したわけです。といっても3か月間では全部は無理で、2025年冬にも長期運休を計画しているとのこと。六甲山上には雪遊びやスキー・スノボができインバウンド客にも人気の「六甲山スノーパーク」がありますが、そもそも公共交通で来られる方はごく僅かのようです。
運休期間中は、2022年の長期運休時と同様に、六甲ケーブル下駅~六甲山上駅間でバスによる代行輸送を実施します<詳細は2024/12頃公表予定>。六甲ケーブルは2024/6/13付ブログ記事で書いたように山上にある小規模特認校「六甲山小学校」の通学の足となっており、通学時間帯は重点的に運行されることでしょう。ただ、代行バスは六甲山上駅に到着する前に小学校最寄りの記念碑台バス停付近を通過するので(付近のGoogleMapはこちら)、ここで降ろしてもらえれば通学時間が短縮されるのですが、さすがにそこまでの配慮はしないかも。