関連ブログ記事・・・2023/4/5付「徳島県南部の高規格道路の整備状況について」
徳島南部自動車道の工事中区間(徳島津田IC~阿南IC間)ですが・・・
小松島IC付近のGoogleMapの航空写真が更新され、以前はほとんど用地買収の影がなかった国道55号北側の勝浦川沿いの区間でも、用地買収がほぼ終わり橋脚工事が進んでいることがわかります。
また、阿南IC付近のGoogleMapの航空写真を見ると、以前から田園地帯に威容を誇っている日亜化学工業の本社工場の西側にある広大な駐車場用地の南北に「車が全く駐車していないエリア」が貫いており、阿南IC用地および同ICで接続する桑野道路の用地として買収済みなことがよくわかります。ストリートビューを見ると(例1)(例2)、基礎工事がかなり進捗しています。
さて、その北方約1kmに、徳島南部自動車道が那賀川を越える橋が竣工済みです・・・ストリートビューの例1・例2
・・・が、かなり年季が入っていることがわかります。
この橋に関する記事が、2023/2/23付で徳島新聞のサイトに掲載されています。
https://www.topics.or.jp/articles/-/845732
「2011年に完成し、10年以上がたちながら、今も開通のめどは立っていない」とのことです。
Wikipediaの「徳島南部自動車道」の記事によれば、この橋(仮称:新那賀川橋)は2008年12月13日に着工しており、同自動車道の新直轄方式で整備する区間では初の本線工事だったそうです。ある意味シンボル的な存在として着工したものと思われますが、他の区間の工事がこれだけ後ろ倒しになるとは当時の関係者は思いもよらなかったかも。