小豆島と姫路を結ぶフェリー航路(四国フェリーグループの小豆島フェリーが運航)が、5月15日から所定の半分の本数(7往復→3.5往復)に減便されています。
当初は「5月31日まで」の予定でしたが、
https://wwwtb.mlit.go.jp/shikoku/content/030512himejifukudagenbin.pdf
5月27日になって「6月30日までそのまま延長」となりました。
https://wwwtb.mlit.go.jp/shikoku/content/R30527genbinninka.pdf
小豆島と岡山・宇野・高松を結ぶ航路が生活航路としての一面(通学、通勤、出張、物流など)があるのに対し、小豆島と姫路など関西方面との経済的なつながりは大してなく(島で生産された農産物や食料品の関西方面への出荷はあるでしょうけど)、観光利用に依存してきたため、昨今の情勢では利用が相当低迷しているのでしょう。
ユニークなのは、姫路発が毎日3便なのに対し、小豆島発が毎日4便と本数が合わないことですね・・・
通常は2隻体制で7往復しており<夜間は姫路港と小豆島福田港に1隻ずつ係留>、減便中は1隻体制としたものの、姫路→小豆島間の回送を設定しないと運用が回せない状況となっています。臨時便にしても良かったかもしれませんが、姫路発5時台だと需要が見込めないから?
ちなみに、四国運輸局のサイトには、4/1付のブログ「高松~小豆島のフェリー航路が1つなくなりました」に関連し、かつフェリー運航事業者が公表していない内容が掲載されていました。
https://wwwtb.mlit.go.jp/shikoku/content/kokusairyoubi.pdf
最初の4/1からの便数は1日10便の予定だったところ、「地元からの夜間便の運航要望」「バスとの接続の考慮」から1往復増便・時刻修正を行ったとのこと。