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徳島バスの2024/2/1路線再編で現・小鳴門橋バス停廃止、空港バスは徳島市中心部以外ノンストップに

徳島バスは、2024/2/1付で路線再編とダイヤ改正を行います。

https://www.tokubus.co.jp/files/20240118/05dfff0c644f75f5ced0518341911fe450352246.pdf

https://www.tokubus.co.jp/files/20240118/96d3fb5904778acdb6aa2f1b307b32e844ed8638.pdf

大きなポイントは、

1.現行の小鳴門橋停留所を廃止し、小鳴門橋を起終点とする系統をボートレース鳴門に延伸

2.徳島駅と徳島空港を結ぶリムジンバスの途中バス停6か所を廃止

3.上記の代替として「徳島駅前~松茂~徳島空港~鳴門公園」の系統を新設し、鳴門藍住線を廃止

となっています。

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1.について・・・

 小鳴門橋停留所はその名の通り小鳴門橋の南側のたもとにあり、ボートレース鳴門にも近接しています。かつては徳島バスの鳴門営業所が隣接していました(2012/8当時のストリートビュー参照)。しかし、鳴門市営バスが事業終了となり2013/4から徳島バスが路線を引き継いだのに伴い、同営業所は元の鳴門市営バスの拠点に移転し新たな鳴門営業所となり、旧鳴門営業所については「一部がバスの待機場所、大半はボートレース鳴門の駐車場、営業所窓口のあった建物は徳バス観光サービスの鳴門営業所(2023/6/28付閉店)となり高速バス乗車券の発売などを継続」となっています。今般の路線再編で、この場所は路線バスの運行には一切関与しなくなるわけで、今後跡地は別の用途に活用されるのかも。

2.について・・・

 告知によれば途中停留所の廃止は「定時性の確保を目的」としており(日経電子版の記事では「乗降客が少ないため」となっています)、徳島駅~空港間の所要時間は28分で変わりません。これにより運賃は全区間で600円均一となり、車内でのキャッシュレス決済が導入しやすくなりました。今後の動きに注目ですね。

3.について・・・

 鳴門藍住線(ゆめタウン~フジグラン~老門~松茂~徳島空港~鳴門駅~小鳴門橋~鳴門公園間)は2019/10に運行を開始し、「ショッピング・リゾートライン」という愛称がついています。鳴門市街地と大型商業施設(藍住町にあるゆめタウン徳島、北島町にあるフジグラン北島)を結ぶと同時に、徳島空港と鳴門市街地や鳴門市内の観光地を結びます。平日11便・土休日16便運行していますが、利用が伸びなかったようで4年余りで消滅します。

 一方、徳島駅と鳴門市街地を結ぶ路線で徳島空港を経由する便は、現行の10便から平日21便・土休日23便と大きく増えます。

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