福島県会津地方の北塩原村では、2024/8/1以降は「村民に限り、村内および村と喜多方市・猪苗代町を結ぶ路線バスに無料で乗車可能」になりました。
https://www.vill.kitashiobara.fukushima.jp/soshiki/somukikaku/5384.html
村が村民に代わって運賃を運行するバス会社(会津乗合自動車)に支払う形で、基本は専用のバスICカード(AIZU NORUCA=2024/7/27サービス開始<2024/7/3付ブログ記事参照>)利用ですが、紙の村民証にも対応しています。いずれも申し込みが必要です。
https://www.vill.kitashiobara.fukushima.jp/uploaded/attachment/3737.pdf
ICカードの場合、券面に対象路線と期間(24.08.01から契約終了日まで)が印字されています。
福島中央テレビのみが2024/7/31付で報道していますが、
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd991c4594ba95317e9d4bd9a1ca9990478f1e28
狙いは「自家用車のない高齢者への外出機会を創出」「利用増による路線の維持」「若年層の流出の阻止」などのようです。裏磐梯高原~喜多方駅間の運賃は1260円、裏磐梯高原~猪苗代駅間の運賃は910円なので1乗車あたりの村の負担は結構なボリュームですが、人口が2400人足らずと少ない故の小回りの利く施策かも。