前記事「国道165号と中和幹線、分岐点の東西の落差」の続きです。
香芝市穴虫では、東側からの3つの幹線道路(国道165号大和高田バイパス、国道165号旧道、奈良県道105号<中和幹線>)と西側からの2つの幹線道路(国道165号、奈良県道703号香芝太子線)が交わります。
穴虫交差点の歩道から、国道165号柏原方を望む。歩道が恐ろしく広いです。
しかし、その歩道の幅は急速に狭まり、中和幹線との交差点の手前でゼロになります。
振り返れば、立派な国道165号大和高田バイパスが見えます。ただ、この道路は、大和高田市街地の南側を高架で抜ける同名の国道165号大和高田バイパス(南阪奈道路と接続)とはつながっていません。断絶区間の状況については、近日中に当ブログで紹介予定です。
少し歩くと、中和幹線との分岐点である穴虫西交差点です。
ただ、交差点の柏原寄りには、幹線道路の交差点によくある大型の案内標識(いわゆる青看板)がありません。国道165号大和高田バイパスと旧道の分岐点の手前にはあるのですが・・・
ストリートビューで見ても、黄色い工事看板風の簡易なものがもう少し柏原側の道路脇にあるだけです。
確かに交差点直近の風情は側道以外の何物でもありませんが、その先の整備状況を考えれば、何たる冷遇ぶりでしょう? 一方、中和幹線側には立派な青看板があります。