その7の続きです。
7.あびこ筋との交差から長居駅まで
この区間も、放置状態の鶴ヶ丘駅以北とは対照的に整備が進んでいます。行政区が違うから(以北は阿倍野区と東住吉区、こちら側は住吉区)という仮説も成り立ちますが、長居駅以南を見ると見事に否定されます・・・次回のブログで書きます
あびこ筋との交差からしばらくの間は、東側から「歩道-1車線の車道-駐輪場-高架線」の順に美しく整備されています(ストリートビューの例)。ただ、基本計画検討案では、駐輪場のある部分は緑地帯と遊歩道になっています。
ただ、この道は残念ながら長居駅まではつながっておらず、駅手前は工事現場です。
長居駅前は工事の真っ最中です。長らく仮設の駐輪場として使われていた部分が上記の本設の駐輪場整備でその役目を終え、跡地を駅前広場として整備する工事が始まったばかりです。早速、10月1日から通行ルートが変更になりました。
長居駅の南東側では一足先に道路整備がなされ、10月1日から急行バス「いまざとライナー」が駅前に乗り入れるようになりました(これまでは大型バスは入れませんでした)。
現時点では歩道は東側のみですが、やがて阪和線の高架との間の空間も歩道として整備されるようです。停車場(バス停用のスペース)の設置に関しては基本計画検討案通りなことがわかります。
h
蛇足ですが、長居駅などJR後に高架化された阪和線の各駅のホームは、追い越し設備のある鶴ヶ丘以外は実に狭いです・・・ 乗降客は快速が停車しないとはいえ結構多いのですが。もともと阪神高速泉北線を併設させるためたっぷりと用地買収がなされており、その気になれば一般的な高架駅よりも広くできたはずですが、元々阪和線のために買収した土地ではないのでできなかった?
(つづく)