2023/1/30付ブログ記事「流氷観光用の小型新造船「おーろら3」に乗船するためには?」の続きです。
2月に入って、道東観光開発公式サイトの「本日の運航状況」のページから「おーろら3」に関する情報が消えました。当日の状況が表示される昼間も、翌日の予定が表示(気象条件からの欠航が決まっていない場合は空白)される夕方以降も、大型砕氷観光船「おーろら」の情報のみが表示されています。
2023/1/20付ブログ記事で紹介した紙のパンフレット上では、
>・1月31日までは9:30発と13:30発の2便、2月1日~3月15日の間は9:00発と13:00発の2便の予定。但し2月は流氷の状況により運休
のような意味合いの記載があり、網走近海に全く流氷が到達していないという現状を鑑みて、当面の間は前もって運休扱いとしたのかも。
ちなみに、第一管区海上保安本部海氷情報センターのサイトで、流氷の沿岸観測状況が公開されています(毎日更新)。「おーろら」からの情報も含まれます。
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/engan/engan_jp.html
こちらによれば、2月1日時点では網走港はもちろん「おーろら」が航海する能取岬の沖合でも、流氷は全くといってほど見られないとのことです。
<2/6追記>
2月2日にようやく流氷が網走の陸地から肉眼で観測できるようになり、2月3日以降は「おーろら」も網走沖の流氷帯の中を運航できるようになりました。
https://www.yomiuri.co.jp/local/hokkaido/news/20230203-OYTNT50255/
しかし、2月6日午前0時時点でも「おーろら3」の運航については音沙汰なしです。関係者以外に情報を公開しないまま、網走港が流氷で埋め尽くされるのを待つのでしょうか?