徐々に国際線旅客が戻ってきていることもあり、一部を除き壊滅状態だった成田空港と各地を結ぶバスが徐々に復活・増便されています。
茨城県南部(土浦市・つくば市)とを結ぶ路線の場合、このブログを書いている時点では「成田空港行=2便、成田空港発=1便」のみですが、
https://www.kantetsu.co.jp/img/news/2022/22111601_bus/info2.pdf
2022/12/5からは1日6往復となり、成田空港交通に加え関東鉄道が運行に加わります。同時に、運賃が100円アップの2400円となります。
https://www.kantetsu.co.jp/img/news/2022/22111601_bus/info.pdf
つくば市と成田空港の間は鉄道では遠回りとなり、つくばセンターと成田空港を僅か1時間足らずで結ぶバスは実にありがたい存在でした(コロナ前は1日12往復で、両社に千葉交通を加えた3社共同運行)が、需要自体がなくなってはどうしようもなかったわけです・・・
この路線は現在は圏央道経由ですが、1994年の運行開始から圏央道の利根川渡河部が開通する2015年までは延々一般道の国道408号を走り、利根川に近い田園地帯の旧新利根村にも停車していました。それでも鉄道に対し競争力があったわけです。
ちなみに、つくば市と羽田空港を結ぶバスは2022/2/24付ブログ記事で書いた通りいったん消滅しましたが、2022年4月29日から復活しています。
https://www.kantetsu.co.jp/img/news/2022/22041401_bus/info.pdf