関連ブログ・・・2022/4/9付「僅か40年で架け替えを余儀なくされる阪神高速の橋梁」
阪神高速松原線の長期通行止めは、もしここを通る高速バス路線があれば所要時間などに大きな影響が生じますが、幸いなことに現在はゼロです。
ただ、Wikipediaによれば、つい最近までは三重交通の「伊賀大阪高速線」(三交上野車庫 - 上野市駅 - 銀座4丁目 - 桑町 - 国道大内 - 国道山添 - 針インター ~ 大阪駅前(東梅田駅) - 新大阪駅北口)が存在していたとのこと。
以前は「伊賀市の中心部(旧上野市)と大阪を乗り換えなしで結ぶ唯一の公共交通」としてそこそこ人気があり、近鉄バスと共同運行で毎日6往復していましたが、最近は利用減で土日祝のみ4往復運行となっており、さらに2021年に入ってからはコロナ禍で全便運休が続いていました。
ただ、同じく長期運休が続く同社の夜行高速バスや中部国際空港連絡バスと同様、再開を見込んで公式サイトには案内ページが残っていましたが、3月に入って消えてしまいました・・・ Wikipediaでは「2022年3月1日に正式に運行休止となった」という記述がありますが、今となってはソースが残っておらず、まさしく伊賀名物の忍者の如く消えた形です。
あるいは、阪神高速松原線の長期通行止めの報(2021年10月に正式発表)を受けて、アフターコロナでも迂回運行では他の交通手段と勝負にならないとにらみ決断したのかも。
ちなみに、このブログを書いている時点も、ジョルダン社が提供する乗換案内NEXTのサイトには、この路線のページが残っています。(「忍者ライナー」は近鉄バスが参入していた時代に同社がつけた愛称)
https://mb.jorudan.co.jp/os/bexp/line/0407/