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3.近鉄京都線との交差部分
「近鉄京都線を跨ぐ部分の車道用の跨線橋から独立した鋼鉄製の歩道橋」ですが、オーバークロスする部分を下から見上げると、いつまで経っても供用開始できない理由が一目瞭然でした。「照明が未設置のため」でした! おそらく、新名神北側の従来からの国道24号部分の歩道が問題なく利用可能なこともあり、照明設置のための予算の優先順位が相当後回しになっているものと思われますが。
歩道橋の直下には「令和6年12月27日まで」と書かれた工事看板が設置されていますが、大成ロテックは道路舗装工事の会社であり照明設備工事の会社ではありません。果たして、2024年度末の時点で照明は設置されているでしょうか?
その横の新名神直下には、施工業者(中編で紹介したのとは別の業者)による定点観測写真が掲示されていました。
新名神の北側に回ります。このあたりでは、従来からの国道24号<現在通行止め中>の寺田拡幅東行車線としての再整備工事は本格化しておらず、側道の歩道工事レベルにとどまっています。
従来からの国道24号部分の歩道の西側アプローチ部分。本来は歩道北側から出入りするようになっていたはずですが、現時点ではバリケードが設置されて通れなくなっており、南側にぐるっと回って出入りするようになっています。新名神工事とのからみの可能性が高いですが真相は不明です。
近鉄京都線の真上の様子。1980年代の建設のはずなのでかなり年季が入っています。車道部分は対面通行時代のまま手付かずです。やがて寺田拡幅東行車線としての再整備工事の過程で跨線橋全体をリニューアルのため通行止めにする可能性があり、あるいはそれまで新歩道橋の供用開始は見送りになったりして・・・
西側を望む。このアングルだと、側道部分の整備工事は結構進んでいるように見えます。
東側を望む。
(おわり)