2023/4/20付ブログ記事「神奈川中央交通西も2023/7/1の値上げに向け申請、神奈川中央交通東は?」の続きです。
神奈川中央交通西の自社路線についても、2023/6/9付で関東運輸局が値上げを認可し、親会社と同じく2023/7/1から実施となります。
https://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/content/000297310.pdf
https://www.kanachu.co.jp/dia/news/detail?tbl=2&tid=3638
もう1つの子会社の神奈川中央交通東からはついぞ値上げ申請はなされませんでしたが、同社独自の路線である橋30系統(アリオ橋本~橋本駅南口~相模川自然の村)・淵40系統(矢部駅・相模野病院前~淵野辺駅北口~上矢部循環など)も2023/7/1から値上げになることが相模原市公式サイト上で2023/6/5に発表されました。
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisei/1026823/toshikotsu/1004854/1004860.html
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisei/1026823/toshikotsu/1004854/1004861.html
いずれも扱いとしては相模原市コミュニティバスです。したがって市に運賃の決定権がある一方で、他の自治体のコミバスが独自の運賃体系(100円均一とか)を取るケースがままある中、市のポリシーは「地域による不公平などが生じないよう、乗車距離に応じた運賃(一般的な路線バスと同じ)としている」のため、神奈中バスの一般路線に同調する形で値上げするわけです。
なお、値上げ後は両路線とも従来の定期券は廃止となり(有効期間内は引き続き使用可能)、神奈中バスの一般路線と同じ「金額式IC定期券」に切り替わります。