関連ブログ記事・・・2023/7/16付「美作岡山道路の未開通区間の状況について」、2023/8/19付「美作岡山道路の北部延伸構想&山陽道との接続付近の様子」
美作岡山道路の山陽道との接続部分(瀬戸JCT)ですが、NEXCO西日本が工事の実施主体となるはずの山陽自動車道との接続部分側に関してはからっきし工事が進んでいません。トンネル火災のため迂回運行中の関西~岡山間の高速バスに乗車した際に(2023/9/10付ブログ記事「山陽道トンネル火災による高速バスの迂回ルートは・・・」参照)、せっかくなので西行き車線上に工事着手を示すものがないかを目を皿のようにしてバス車内から探しましたが、何もありませんでした・・・
美作岡山道路の事業主体はパンフレットにあるように基本的には岡山県ですが、山陽道との接続地点を含む南端部の1.2km区間は事業開始時点では赤磐郡瀬戸町だったのが2007年に岡山市に合併し、さらに岡山市が2009年4月に政令指定都市に昇格したため、事業主体は岡山市に変わりました(政令指定都市内の府県道は全て府県ではなく市の管理下にあります)。
これに伴い、岡山市都市整備局道路部に「美作岡山道路建設事務所」が設けられましたが・・・
岡山市公式サイト内の同事務所ページを見ても、入札情報(しかも令和3年度と4年度)しか載っていません。
https://www.city.okayama.jp/soshiki/12-2-7-0-0_1.html
別の場所には、2019年3月の瀬戸IC以北の開通式の模様、および2019年2月に開催されたプレイベントの模様は掲載されていますが、現在行われている瀬戸JCT付近の工事に関する情報はどこにも見当たりません。開通時期の公表は困難にしても、「現在どこまで工事が進捗しているか」くらいは公開してもいいような気がしますが、このあたりは本当に建設担当部署により意識の差が歴然としていることが当ブログを2年半近く続けていてよく理解できました。