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加賀温泉駅の整備状況(在来線側=2023/1時点)

2023/1/11付ブログ記事加賀温泉駅の整備状況(新幹線側=2023/1時点)の続きです。

加賀温泉駅はかつて「作見」という小さな駅でしたが、この地域には山代・山中・片山津と有名温泉地が集中しており、特急列車の停車駅誘致合戦を解消するために中間点に新たな各温泉の玄関口としての特急停車駅を整備することになり、1970年10月に誕生したものです。それから約半世紀で新幹線の停車駅となり、新幹線開業と同時に在来線は第三セクター「IRいしかわ鉄道」に移管されます。

ホームから地下道への入口。

南側から見た地下道の様子。リニューアルはされていますが、基本的には高度成長期の産物です。

改札口は南側にしかなかったはずですが、反対側(北側)に新たに階段ができています。但し、上の案内板には「この先出口あり」を意味する文言はありません。

階段を上ると、駅の外に出られるようになっていました。但し完全無人で、ICカード処理機とチャージ機が見えるのみです。

加賀大観音が出迎えてくれました。かつて複合レジャー施設の目玉としてかなりの集客がありましたが、10年余りで経営破綻し、その後は大観音のみ細々と営業を続けています。ただ、民間事業者による再開発の動きがあり、場合によっては撤去されるかもしれません。

https://www.chunichi.co.jp/article/588096

駅舎内には券売機は設置されておらず、ICOCAなどのICカードを持っていない場合は車内で車掌から乗車券を購入するか、(ワンマン列車の場合は)着駅で精算してもらう形になります。

構内案内図。

この北口ですが、どうやら暫定措置として開設されているようです。何が暫定なのかは、次のブログ記事で紹介します。

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