関連ブログ・・・2022/4/9付「僅か40年で架け替えを余儀なくされる阪神高速の橋梁」、2022/6/1付「阪神高速の3年間通行止め→当初計画は仮設道路での対応だった」
6月4日時点の通行止め区間周辺の状況を報告します。
通行止め区間北側の平野入口は閉鎖されています。
架け替え対象の喜連瓜破橋です。補強の物々しさと、交通量の多さがよくわかります。
交差点の南東側に、架け替え工事用のヤードが設置されています。もともと駐車場だった場所のようですが、よく確保できましたね・・・
大和川に架かる橋梁の上には瓜破本線料金所がありますが、通行止め区間なので3年間使われないことになります。向こうに見える高い煙突の付いた建物はゴミ焼却場(大阪広域環境施設組合平野工場)です。
この付近は、大和川を渡った南側も大阪市内です。
阪神高速の通行止め区間脇には、上記ゴミ焼却場の余熱を利用した大阪市営の温浴施設「リフレうりわり」が2005年11月にオープンしましたが(当時の大阪市営バスも一部便のみ乗り入れ)、集客不足のため大阪市の行財政改革のやり玉にあがり、僅か5年あまり後の2011年3月に閉館しました。市は運営を引き継ぐ民間事業者を探しましたが見つからず、2018年以降は施設を丸ごと地元の製本業者「旭紙工」に貸し出して同社が主力工場として使用しています。
この建物が製本工場ではなく温浴施設としてオープンした名残です。
旧リフレうりわりの200mほど南側に三宅ランプ(14号松原線と6号大和川線の分岐点)があります。見上げると、6号大和川線用の「14号松原線の通行止めによる迂回対応の案内標識」が、14号松原線三宅入口から通じる高架橋に取りつけられていました。
通行止め区間南側の三宅入口は閉鎖されています。