2023/11/24付ブログ記事「会津縦貫南道路、ようやく2023年度内に最初の1.5km区間が開通へ」の続報です。
この「最初の1.5km区間」である小沼崎バイパスの開通日が、2024/3/3と発表されました。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/610982.pdf
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20240123-833228.php
今回の開通区間の過半は阿賀川に架かる下郷大橋(長さ342m、コンクリートアーチ橋として東北で最長)と田代トンネル(長さ678m)となっています。
ただ、田代トンネルの南側は国道118号に接続するようになっており、例えば会津若松方面から国道118号を羽鳥湖・長沼方面に走り続ける場合は短絡になりますが、実際の現地付近の交通流動の多くを占めるであろう「会津若松方面~南会津町方面(国道121号)」の場合は現在と走行距離はそう変わらず、会津若松方面からだと田代トンネルを出て右折し国道118号をしばらく走って阿賀川の先の交差点を左折する必要があります。ただ、阿賀川沿いの急斜面の直下を通る区間が短くなり、安全面や防災面では大いに評価できますけど。
なお、小沼崎バイパスから南につながる湯野上バイパス(上記ブログ記事参照)は2023/3時点で用地買収率=100%・事業進捗率=53%となっており、田代トンネルの先の国道118号の南側でも工事が行われています(ストリートビューはこちら)が、中間に難工事区間があるため開通は2026年度以降となります。