前編はこちら
2.国内線ターミナルとの接続部分(1階)
このブログ記事を書いている時点の南紀白浜空港公式サイトの空港施設のページでは、1階・2階とも現在使われている部分のみが図示されています。
1階の場合、コンシェルジュエリア・バスのりば・タクシーのりばが追記されましたが、国際線旅客を扱う部分は省略されています。
しかし、国内線ターミナルに設置されている案内図には、これらが全て記載されています(隠されているのは国際線ターミナル2階の物販・飲食店舗が入る予定のエリアのみ)。
1階部分のアップ。右側の「国際線出発ロビー→保安検査場→出国審査場→国際線搭乗待合室」「入国審査室」「警察」の部分が国際線ターミナル1階に相当します。国際線搭乗待合室部分は、2023/9/27付ブログ記事で書いたように「旅立つ空港図書館」として活用されることになっています。
1階の国内線・国際線ターミナルの接続部分。2023/2/9付ブログ記事「南紀白浜空港の新ターミナルはオープンのメドなし、その理由は?(前)」の時点では(この時点で国際線ターミナル部分のうち唯一供用されていた)警備派出所への通路としてのみ活用されていましたが、現在は長椅子が設置されて国内線搭乗客の待ちスペースとして使われています。空港ピアノの横にある2階への階段はもちろん通行できません。
警備派出所の前までは行けますが、保安検査場から先は国際線搭乗客専用の施設なので入れません。
3.国内線ターミナルとの接続部分(2階)
イートインスペースの背後に物販・飲食店舗が入る予定のエリアの入口が閉鎖状態で存在するのは、2023/2/10付ブログ記事「 南紀白浜空港の新ターミナルはオープンのメドなし、その理由は?(後)」の時点と全く変わっていません。
「立ち入りはご遠慮お願いします」の掲示が、ターミナルビルの管理会社である「南紀白浜エアポート」ではなく建設会社の社名入りなのは、この会社の手により内部で何か工事が行われているからでしょうか?
入口のガラス越しに内部を見ましたが、どんな工事かはわかりませんでした。
(つづく)